294 名前:逝魔神 投稿日:04/01/30 04:13 ID:D8XbUK83
ようやくここに書けるようになったみたいなので、半年以上の溜まりに溜まった
ドロドロした物を吐き出しますことをお許し下さい。
幾つかの話は直接仕事絡みではなくて、半分私生活にも関係しているのですが、
一応、会社の元同僚だったと言うことでお願いします。
登場するのは金某(仮名)です。彼は2年程前に私と同じ部所に採用されてきました。
私の会社は米国にある、あるSoftware関係なのですが、彼は一応ある技術的な分野での
特技を持っていると言うことで、採用されました。
私もほぼ同じころ(彼より少し先に)に転勤で配属になっていました。
さてその金某、初日に私のところにきてイヤになれなれしく話しはじめます。
「俺は○○の専門エンジニアとして採用されたんだ」
「New Yorkではこんなことをしていた」
「韓国では△△の学校を出てきたんだ」
等と一方的に話し出します。
私の会社は採用されてすぐには住むところがないだろうと言う配慮から、一ヶ月に限って
会社が借り上げた住宅に住むことができます。丁度私も日本から来たばかりでしたので、
同じアパート・コンプレックス内に居て、住む家を捜しているところでした。
「おまえはDonkyだ。仲良くやろう」
彼の英語は聞きにくい上に訛があり、しかも大声なので、聞くのが疲れます
なぜDonkeyなのかその時には解りませんでした。
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295 名前:逝魔神 投稿日:04/01/30 04:15 ID:D8XbUK83
その日の夜、家に帰って食事のあと妻とマターリとしているといきなり電話が鳴りました。
「もしもし逝魔神さんですか?」妙に訛のある変な日本語でした。
「一緒にラーメンを食べに行きませんか?」
誰なのか解らない上にいきなりの日本語なので、こちらは英語で
「んなの知るか!名前ぐらい名乗れ(゜Д゜)ゴラー」
と怒鳴ると、いきなり英語になり
「なんだおまえは、折角俺が誘ってやっているのになんて言い種だ。」
「本来なら私が接待されるべくところを、お前には特別に目をかけてやっていたのに!」
と一方的に喋られて電話を切られました。
英語になって始めて金某からの電話だとわかりました。
これが衝撃的な私の金某との出会いでした。
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296 名前:逝魔神 投稿日:04/01/30 04:16 ID:D8XbUK83
次の日出勤するといきなり金某が私のところに来て大声でまくしたてます
「昨夜はいったいどう言うことだ」
「なぜ私の誘いを断る?」
「君の方が私を接待しなければいけないのが解っていない」
等といつまでも言っているので、仕方なく上司に助けを求めます。
「◇◇さんこいつの歓迎会でもしてやって下さいよ」
私の上司は女性です。
かなりやり手で論理肌なので、エンジニアとしてはかなりの者ですが、
こういう所謂マネージメントはあまり得意な方ではありません。
「じゃあ金某の為にみんなでランチに行きましょう」
と言うことで、会社の付近の簡単なChineseにいきます。
ここでも金某はなんかブツクサ言っていました。
取りあえずチーム全体で歓迎会をする自体が珍しいのですが、どうももっと
良いところに行きたかった様です。
このあと、この金某、いろいろなことをやらかしてくれたのですが、それは次回に。