物件貸したらエライ事に… 6 |
AZENIS ◆LEG0jFbVr. |
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737 名前:AZENIS ◆LEG0jFbVr. 投稿日:04/10/04 01:15:45 ID:uj5ttInx
お約束通り投下です。
本日は会話形式に後半から変わります(文章でうまく纏める自信がないので)
9/17
この日の夕方に保証人と約束どおり当社の顧問弁護士と一緒に保証人の自宅に補償金の話をしにいきました。
話の内容としては、Iにこちらの要求を受け入れる気がなければ退去をせよと、書面で通知していることを
保証人に説明。
退去する場合は、地代滞納分と物件の修繕費の合計約500万の支払いをお願いした。
Iの最後の意思確認は9/18のPM1:30に保証人、保証人の顧問弁護士、当社顧問弁護士、私の4名で行うことを
決め、その日はお暇する。
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738 名前:AZENIS ◆LEG0jFbVr. 投稿日:04/10/04 01:16:35 ID:uj5ttInx
9/18
PM1:20に例の物件近くで保証人と合流し、Iに意思確認を行いに向かう。
保「こんにちはI君、ちょっといいかな。」
I「保証人さん、何ですか?」
保「昨日も言った通りAZENISさんとの契約を解除するか継続するかの意思確認をしに来た。」
I「意思確認って、アンタ日本人の手先になるんか!元はこいつ(私を指差す)がこっちにインネン付けてき
たんですよ。私は悪くない。」
私「賃貸契約内容の遵守をインネンとは言いませんよ。」
I「うるさい!お前は黙ってろ。人権侵害だ!訴えるぞ!」
保「I君、落ち着きなさい!AZENISさん、暫く黙っておいて頂けませんか?私が話を付けます。」
私「分かりました。お願いいたします。」
保「分かりやすく説明してゆこう。君が何かを買う時、商品と引き換えにお金を払うだろう。」
I「払いますよ。当然でしょう。」
保「今回に当てはめると、商品は一月この店を使う権利、代金は地代になる。これはわかるね?」
I「まあ・・・。でも、ここの地代は高すぎです!」
保「高い安いは今関係ない。最後まで話を聞きなさい。」
I「何が言いたいんですか?用があるならさっさと言って下さい。私は忙しいんです。」
私『客も居ないし、ヒマそうに見えるが・・・』(煙草と携帯灰皿を出して一服) -y(-。-)oO○
保「つまりだ、代金を払わず商品を受取るのはおかしいとは思わんか?」
I「今まで高い地代を払ってやったんだから文句は言われる筋合いは無いです!」
保「じゃあ、君は商品だけ取って金は払わないと言うんだな。」
I「保証人さん!我々は日本人に苦しめられて来たんですよ!これぐらいしても問題ない!」
私&保弁&当弁『あるっちゅうねん!(小声)』
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740 名前:AZENIS ◆LEG0jFbVr. 投稿日:04/10/04 01:17:16 ID:uj5ttInx
保「(溜息)分かった。君はココをこれからも占拠し続けると言うんだね。」
I「当然だ。私にはその権利がある。」
保「じゃあ、ハッキリ言おう。君がそんな違法行為を続けるのであれば、私は君との付き合いをやめなければならない。」
I「どういうことですか。」
保「私は今まで君とは同胞として付き合ってきたが、今の君は私の足手まといなんだよ。」
I「私が足手まといですって!!」
保「ああ、君が今まで起こしてきたトラブルを誰が処理してきたと思っているんだね。もう面倒は見切れんよ。」
I「あ・・・あんたは同胞を見捨てるのか?」
保「親戚でもない君に今まで世話してきただけでも感謝されてしかるべきだがね・・・」
I「同胞なんだから当然だろ!!」
保「私は10年前に帰化した。日本人なんだがね・・・」
I「じゃあ、日本人として私達に過去の清算をしろ!!」
保「(溜息)話にならないね。君との付き合いはこれまでだ。しかし今まで貸した金は後日取り立てさせてもらうよ。
覚悟したまえ。」
I「二度と来るな!!失せろ!! この○×cvbんm!!」
保「AZENISさん、行きましょう。」
私「いいんですか?あいつ何するか分かりませんよ。あいつの嫁さん、4日前の夜中にウチの事務所のドアをドツキに
来てましたし・・・」
保「望むところです。返り討ちを喰らわしてやりますよ。」
私「はあ・・・まあ、気をつけて下さい。それよりアイツすんなりとは出て行かへんやろな〜。どないして出て行かそ?」
保「ご心配なく。来週までにアイツをあの店から出て行かせます。それより修繕費の見積もりお願いしますね。」
私「すみません。何から何まで頼ってしまって・・・」
保「気にしないで下さい。保証人として当然です。それに私にも日本人の血が流れていますから。」
私「え?そうなんですか?」
保「私の母は日本人です。」
私「あ、それで日本語がお上手なんですね・・・」
保「いや・・・私、日本生まれの日本育ちなんだが・・・」
私「(しまった!失言だった)・・・す、スミマセン・・・」
保「はっはっは!まあ、気にせんで下さい。いつもそう言われますから。」
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804 名前:AZENIS ◆LEG0jFbVr. 投稿日:04/10/04 12:03:15 ID:P7uA6fOf
昼飯食いに家に戻ってますんでオマケ投下です。
(事務所が同じ建物内にあるんで可能なワザですな)
9/18
PM4:30
当社事務所より保証人さんの自宅に例の物件修繕費用見積もり(概算)を送付。
管理会社担当さんにIと保証人さんの見張り解除してもらう。
PM5:30
保証人より連絡が入り、9/21に修繕費と滞納分地代を支払いに来られるとのこと。
私「やっと終わったか。何か疲れた。今夜はゆっくり寝よう・・・」
親「まだIが占拠してるうちは油断できんぞ。出て行っても仕返ししよるかもしれんし。」
S「社長、恐ろしい事言わないで下さい。」
私「とにかく、今日はもう何もしたくない。S君、後は頼むよ。」
S「了解です。書類整理終わったら戸締りしておきます。」
この日は少し早く仕事を切り上げ、久しぶりに両親とRちゃん、私の4人で食卓を囲みました。
(Rちゃんの作ったおかずが破壊兵器並みの不味さだったことを余談として付け加えておきます)