米国留学時 3.
一日一韓氏 1 2 3 4




906 名前:一日一韓 投稿日:03/12/03 13:45 ID:7aFpsC0q


マターリ進行になったみたいですので、過去ネタを投下いたします。 

 今から十五年以上前、私はアメリカに留学していました。 
今まで色々と書きましたが、韓国君は勉強熱心でした。これは認めます。 
ただ、その熱心さが自分の内側に向かえば大成するのでしょうけど、 
彼の場合は外側に向くのがたまらなく迷惑でした。 

 私たち学生は、昼食を学校のカフェテラスか自動販売機の置いてある溜まり場で 
摂っていました。教室でお弁当という人もいました。 
私は主に自動販売機でターキー(七面鳥)ハンバーガーを買って、外のブランコに座って 
エクアドルちゃんと一緒にランチをしていました。彼女とは特に約束をしていたわけでは 
ないのですが、よくブランコの所で鉢合わせになりました。 

 ある日のこと、自動販売機でいつものようにターキーバーガーを買い、いつものように 
ブランコに向かおうとすると、誰かが私の腕を掴んで引き止めます。 
「どこへ行くニダ?」 
奴です。 

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907 名前:一日一韓 投稿日:03/12/03 13:49 ID:7aFpsC0q


 私を引き止めた韓国君は、なぜか怒った顔をしています。 
「おいおい、どこへ行くも何も、外でランチするだけだよ」 
学校の周り、半径3キロ以内(推定)に食い物屋はありません。 
だから、学校内のカフェテリアで昼食を摂るか、弁当を持って行くしかないのです。 
な、早く私を行かせてくれ。ブランコが私を待っている。……しかし。 
「ウリたちはここに英語の勉強をしに来ているニダ。そうニダね?」 
ああ、確かにその通りだよ。 
「しかるに、日本君(私)は外に行こうとしているニダ」 
いいじゃねえかよ、どこで飯食っても。韓国君には関係ないだろ。 
「それはいけないニダ。学生の本分は勉強ニダ。教室で昼食を食べながら 
 ウリと一緒に勉強するニダ」 
なんでやねん!? 
 しかし、韓国君の言うことにも一理ある。というか、正論と言えば正論。 
騙されているような気がしながらも、私は韓国君に教室に引っ張っていかれました。 

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908 名前:一日一韓 投稿日:03/12/03 13:51 ID:7aFpsC0q


「ここは所有格のof ニダ、って何やってるニカ! ちゃんとテキストを開くニダ!」 
飯を食いながら、と言った割には、私がターキーバーガーに食いつこうとすると怒り出します。 
というか、韓国君のランチはどこにも見当たりません。 
それにしても韓国君の英語の発音は無茶苦茶です(←人のことを言えないけど)。 
「プレクパスト」と言われた日には、とても「朝食」を意味するとは気づけません。 
私が発音について指摘すると、韓国君はムキになって「ウリが正しいニダ!!」と主張します。 
 ところで、私は“実は韓国君はこの日財布を忘れたか弁当を忘れたかして、 
昼食を食べることができないのではないだろうか”、と思わないでもなかったのですが、 
底意地の悪い私は自分からはあえて韓国君に聞きはしませんでした。 
そんなこんなで昼休みが終わる頃、私は猛然とターキーバーガーを自分の口にねじ込みました。 
二つに割って韓国君に分けて一緒に仲よく、などという考えは、 
1ミクロンたりとも浮かんできません。韓国君は、貴重な私の昼食時間を奪ったからです。 
 韓国君は、あ、と口を開けたまま硬直。何かを言いたそうな顔です。 
みんなが教室に戻ってきはじめました。口をもごもごさせている私を見たペルーちゃんが 
「日本君(私)、今ごろランチ食べてるの?」と聞いてきました。私は答えようにも 
口の中は七面鳥畑。そのチャンスを逃さんと、韓国君が反撃に移ります。 
「ペルーちゃん、聞いてニダ。ウリは今日、財布を忘れてきたニダ(←やっぱりかよ)。 
 でね、日本君にお金貸してもらおうと思ったんだけど、貸してくれなかったニダ」 
・・・・・・・・・・・・・・・・・おいっ! 
「しかも、日本君は、自分だけランチを食べたニダよ。ウリの前で」 

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909 名前:一日一韓 投稿日:03/12/03 13:56 ID:7aFpsC0q


 まぁ、間違ってないような気もしますが、今度は私が唖然とする番です。 
私がしゃべれないのをいいことに、韓国君はぶち上げまくりやがってます。 
「ね、日本君ってひどいニダよね、ね」 
憧れのペルーちゃん(美人)から同情を買おうと必死な韓国君。圧倒的に不利な私。 
ペルーちゃんの目が曇ります。ちょ、ちょっと待ってーな。 
韓国君の策略は成功するかに見えました。が、好事魔多し―― 
「おまえ何言ってんだよ、日本君がそんなことするわけないだろ。 
 あらかた韓国君が日本君のランチの邪魔してたんだろうよ」 
 イラン君でした。地獄に仏とはこのことです。その言葉を聞いたペルーちゃんは 
「うん、そうだよね。韓国君は嘘つきだから(←本当。言うまでも無いけど)」 
と簡単に言い放ちました。THEクリティカルヒット。韓国君、崩壊。 
ファビョるかな、と思いましたが、韓国君は固まったままでした。 
午後の授業は、いつもより静かに進みました。 

 以後も韓国君から昼食勉強会に誘われましたが、むかついたからすべて断りました。 
なお、彼の名誉のために書きますが、韓国君は昼食を必ず教室で摂っていました。 
もちろんテキストを開いて勉強しながら。 
 そりゃいいんですけど、どうして他人を巻き込もうとするかなぁ……。 

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913 名前:一日一韓 投稿日:03/12/03 14:53 ID:7aFpsC0q


>>910さま、 
「嘘つき」というよりも、正確には「約束を守らない」ことが多かったと 
言うべきでしょうか。 
しかし、南米人のペルーちゃんから「嘘つき」と言われるほどに、 
韓国君は問題が多かったように思います。 
(南米の人も、結構時間にルーズ。別れ際に何か頼むと大仰に頷きながら 
「アスタ・マニアーナ:(バイバイ)」と言い、結局時間と約束は守られない。 
 私には最初、「アスタ・マニアーナ」が「明日で間に合うよ」としか聞こえず、 
 「明日じゃ間に合わねえよ!」と言い返したこと多数) 

>>912さま、 
>なんとなく、韓国君にとっては一日一韓氏は、友達だったのじゃないかなと思える 

私自身、韓国君のことを「ウザイけど友だち」と思っていました 
(他に韓国2号君というのがいましたが、こいつは敵認定でした)。 
生粋の日本人(w である私には理解出来ない韓国君の行動が多々ありましたが、 
それを言ったら、異民族が集まる語学クラスではお互い様なわけで。 
変だな、おかしいなと思いつつ、結局最後は 
「ま、こんなもんか。友だちだから仕方ないよね」で済んでました。 

ある決定的な出来事が起きるまでは。 
次回はその話を書いてみます。 

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914 名前:一日一韓 投稿日:03/12/03 14:56 ID:7aFpsC0q


>>906-909 の後日談: 
 教室よりは外のブランコ、キムチ野郎よりはエクアドルのバナーナ娘、です。 
翌日、ブランコのところに行くと、エクアドルちゃんはいました。 
「ねぇ、昨日、来なかったね。どうしたの?」 
「うん、馬と鹿(horse and deer)に捕まっちゃってね」 
「何それ? キャンパスに馬なんかいるの?」 
「ゴメン、単なるジャパニーズジョーク。本当は韓国君に捕まっちゃったの」 
「ああ、彼ね。確かに馬面かもね、韓国君」 
「違うって。韓国君のような人を日本人は、horse and deer って呼ぶの」 
「ふーん。日本ではLiar(嘘つき)のことをhorse and deer って言うんだ」 
「いや、Liar は Liar だよ。まぁ、それも含めて、 
 韓国君の場合はhorse and deer なんだよ」 
「わからないけど、わかったわ。じゃ、これから韓国君のことを 
 horse and deer manって呼ぶことにする」 
「よしなさい」 

 この瞬間から韓国君の仇名が「horse and deer man」になりましたが 
(いや、like a horse, deer man だったかもしれない。「馬のような鹿男」、どんなんや?)、 
最後まで韓国君は「馬や鹿のように素早く格好いい」と思い込んでいた、 
かもしれません。 

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922 名前:一日一韓 投稿日:03/12/03 18:30 ID:7aFpsC0q


>>919さま、 
う、自分が馬鹿を露呈してしまった・・・。 
言い訳になりますが、私もエクアドルたんもいい加減な英語で会話していたのです。 
ちなみに、現在の私の英語力は15年前より明らかに劣ります。 
「ロバを旅に出しても、馬になって帰ってくるわけではない」 
というのは本当です。自分を見てて、そう思います。 
ご指摘サンクス アンド 平にご容赦を。 

>>920さま、 
>その後も嘘をつき続けたのですか? 
お答えしなければなりませんでしょうか?(というのがすでに答え) 
韓国君の中の人の中では、自分で言った事(他人からみたら嘘)が 
いつのまにか真実に変わっていたようです。 
だから、彼は嘘をついているという自覚がないのです、と推測しました。 

「韓国君、この前○○って言ったじゃん!」 
「言ってないニダ。ウリは△△と言ったニダ!!」 

と、こうなります。さらに追求するとファビョります。