塾講師の面接地獄 3 |
困ってる講師A ◆gywPN2mj3U氏 |
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789 名前:困ってる講師A ◆gywPN2mj3U 投稿日:2005/05/29(日) 01:05:22 ID:v74P9eet
こんばんは。講師です。
これで最後の書き込みになるかと思います。
それでは報告行きます。
本日、こちら(講師三人+弁護士二人)は待ち合わせのファミレスに30分前に到着。
協力者は近くで待機。
向こうは待ち合わせ時刻ちょうどに…現れません。
15分経過し、やっと来ました。四人で。K自身と親子…+1。
詫びも言わず弁護士がいることに対して何か言おうとしてきたのを遮って、こちらの弁護士が挨拶。
その後、むくれた顔で「入るぞ。」と言って来ました。そっちの連れのことは何も言わずに。
席について
K父が話を切り出そうとしたところで、うちの弁護士(仮にA)が記録することを告げ、開始。
コーヒーなんかの飲み物を頼みました。
以下流れを簡単に。
A 「(+1について)そちらの方は?」
K父「弁護士のK4氏だ。」
ハン版デフォから
Aが修習期数と登録番号(と後何か、私には分かりませんでした。)の確認。
K4は適当なこと言ってごまかそうとしましたが、Aが追い詰めました。
K4「ちょっとトイレへ…」
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790 名前:困ってる講師A ◆gywPN2mj3U 投稿日:2005/05/29(日) 01:06:36 ID:v74P9eet
トイレに入りました。死角になっていたので分からなかったのですが、
どうも伏せてそのまま脱出しようとした模様。(後で知ったのですが)
そこを893(とは言っても良いかた)の協力者が店員に見つからないように蹴り
「ごめんよ、兄ちゃん。でも、兄ちゃんの席あっちだろ、何してんの?」
とと大声で言い、その声で店員も注目しました。K4はしぶしぶ戻って来ました。
K4が戻ってくるまで話はしませんでした。
A 「で、こちらの方(K4)は?」
K父「弁護士の…」
K4が泣きそうな目でK父を見ました。
K父「いえ、何でもありません。どうでもいいじゃないですか」(こんな感じでぼかしました。)
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791 名前:困ってる講師A ◆gywPN2mj3U 投稿日:2005/05/29(日) 01:07:08 ID:v74P9eet
A 「どうでも良くないんですけど。まあ、話を先に進めましょう。
K4さんは口を出さないでくださいね。」
K父「なぜ息子を雇わない?」
J3(私)「あなたのご子息よりも優秀だと、我々が判断した人材がいたからです。」
K父「誰だ?」
J3「教えられません。」
K父「なぜ?」
J3「教える義務がありません。面接の前に、採用不採用にかかわらず、 プライバシー保護のため
ほかの人のことは一切開示しないと示しました。」
誓約書を見せました。
K父「納得できない。差別だ。謝罪しろ。賠償金払え。俺の息子を雇え。」
A 「何の権利をもってそう仰るのですか?」
K父「え?」
A 「何の権利をもってそう仰るのですか?」
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792 名前:困ってる講師A ◆gywPN2mj3U 投稿日:2005/05/29(日) 01:08:03 ID:v74P9eet
しばしの沈黙の後
K父「こんな素晴らしい息子よりすぐれた人間なんていない。どうせ差別してるんだろ。」
ジェットストリームポカーンを越えました。六人でポカーンです。
講師三人、弁護時二人、そしてK4。
しかし、これでさらに墓穴を深くしました。
J3「えっと、Kさん大学に在籍されてませんよね?」
K 「は?」
純粋に驚いてました。
J3「大学のほうに確認させていただきました。これが証明です。」
一筆書いてもらったものを見せる。
K親子「捏造だ。」
J3 「判子押してありますが。」
沈黙。
K「そんなはずはない。ちゃんと入試を受けて、うちに封筒が届いたんだ間違いない。」
この封筒が届いたと言う言葉(厳密にはちょっと違いますが)が引っかかりました。
J3「届いたって…。ちゃんと中身確認されましたよね?入学手続きもなされたんですよね?」
K 「何だそれは?」
またも六人でポカーンです。(K4、何も知らされてなかったようでちょっとかわいそうになってきました。)
その後、講師三人で、日本の、普通の入試制度を教えて差し上げましたよ。ええ。
J3「応募資格は大学生、またはそれに相当する機関に所属し専門学校生を除く方したよね?
それに該当しませんから。この話はなかったことに。」
K親子が何か言おうとしましたが
A「何かまだありますか?」
沈黙。
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793 名前:困ってる講師A ◆gywPN2mj3U 投稿日:2005/05/29(日) 01:08:22 ID:v74P9eet
その後Aが、色々と念書(簡単に言うと今後我々にかかわらないと言うことで)を書かせ
A「ではこれで終わりにしましょう。」
我々が立つより早く彼らは走って逃げ出しました。
J1(講師)「K4君、ちょっと。」
K4だけ呼び止めました。
そのころ会計でK親子は捕まっていましたが、めんどくさかったので我々の一人(J2)が
行ってが全額出しました。
J1「彼らとの関係は?」
K4「バイト仲間でした。」
J1「どうして今日はここに?」
K4「頷いているだけで金が手に入るからって…。」
K4は泣きそうでした。
J1「これからは付き合う人を選びなさい。」
K4「はい…。」
こんな感じです。これで、またROMに戻れそうです。
皆様、本当にありがとうございました。