安崎神宮寺艦長 指導編 6
安崎神宮寺艦長@Linuxザウ氏 1 2 3 4 5 6




831 名前:安崎神宮寺艦長@待機中 ◆bj5w.TqgpI 投稿日:2005/03/23(水) 16:23:10 ID:scycwH/A

えー書けました。 
うpしますね。 

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832 名前:安崎神宮寺艦長@待機中 ◆bj5w.TqgpI 投稿日:2005/03/23(水) 16:23:46 ID:scycwH/A

お菓子屋に寄ったあと、友人に聞く漏れ 

神「あと、なんか悩みは無いか?。」 
友「ああ、いまんとこは…。」 
神「じゃあ、この特製昼飯マップは不要やな。」 
友「まってくれ、なんで漏れが昼飯で悩んでんの知ってるねん。」 
神「まぁ、経験やね。」 
友「そうか、実はなぁ…。」 

そう言って、悩みを話し出す友人。 
なんでも、連中に毎日昼飯をたかられているとか。 

友「金は経費で落ちるからええけどなぁ。」 

しかし、どこに連れて行っても苦情ばかりでどうしようもないとか。 
挙句の果てに、食い方がめちゃくちゃだそうで…。 

友「すごいぞ、なんでもぐちゃぐちゃに混ぜよるし、食い方汚いし。」 
神「そんで、トンガラシとキムチよこせか?。」 
友「その通り!さぁアタックチャンスのねらい目は?。」 
神「1番。」 
友「さぁ、赤が一番に入った、2、3、4、5、と赤に変わる。」 
友「赤15枚、青10枚、赤逆転。おめでとう、パリ挑・戦・権・獲得!。」 

とりあえず、ギャグを入れつつ話は進む。 


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833 名前:安崎神宮寺艦長@待機中 ◆bj5w.TqgpI 投稿日:2005/03/23(水) 16:24:17 ID:scycwH/A

友「喪前、信じられるか?。うどん屋でやなぁ。」 
神「トンガラシお変わり!。」 
友「しっとるんか…。」 
神「毎度のこっちゃ。」 

つーか、喪前が鈍いだけだぞ友人。 
吉○でやったことを、うどん屋でやらんわけが無い。 

友「で、何とかなるんかい?。」 
神「この地図に書いてある通りにすれば。」 

そういって地図を渡す漏れ。 
路上でごちゃごちゃやるのも、なんだから近場のサテンに入る。 
サテンの机で地図を広げる友人 

ネットから打ち出した地図には、漏れが数字と店名を書き込んである。 

神「その数字の順番に、あいつらを昼飯に連れて行ってやれ。」 
友「ちょっと待て。これって連中の喜びそうなものばっかりやんけ!。」 
神「まぁ、そう思うやろうな。」 
友「いっしょに、飯食いに行きたないって言ってんねんど。」 

友人が怒り出すのは無理もない。 
地図に書いてあるのは、辛いものを食わすところばかりである。 
もちろん、ハン板住人の諸氏にはわかるだろうけど…。 


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834 名前:安崎神宮寺艦長@待機中 ◆bj5w.TqgpI 投稿日:2005/03/23(水) 16:25:13 ID:scycwH/A

地図に書いてあるのは、以下の通りである。 

1、某カレー屋(胡椒系の辛さがいい) 
2、別のカレー屋(同上) 
3、某どんぶりや(海鮮丼が有名) 
4、某タイ料理屋(以前食ったことがある。胡椒を多用) 
5、某回転すし(値段はちょっと高いが、本わさび使用が自慢) 

神「だいじょうぶ、漏れの指示通りにすれば1週間で喪前は昼飯の苦労から開放される。」 
友「なんでやねん!。」 
神「今は言えんが、ちゃんと理由がある。」 
友「???。」 
神「連中、辛いのが好きやさかい、カレーは激カラで頼め。」 
友「あーあー、そりゃ喜ぶでしょうね。」 

友人、投げやりである。 

神「某どんぶりやでは、海鮮丼を頼め。」 
神「そして重要なのは、海鮮丼のタレは喪前が作れ、わさび3袋くらいタレにといてやれ。」 
(注、この店は、海鮮丼は小皿でタレにわさびを溶いてから丼にかけ、混ぜ合わすシステムである。) 
友「連中、辛いの好きやもんね。」

友人、あきらめ顔である。 

神「漏れを信じろ、この漏れのシンナーのような澄み切った瞳と、覚せい剤のような純白の心を信じろ。」 
友「西原理恵子かい!。」 
神「とにかく、言うとおりにしろ。」 


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835 名前:安崎神宮寺艦長@待機中 ◆bj5w.TqgpI 投稿日:2005/03/23(水) 16:26:00 ID:scycwH/A

友「わからんなぁ、あれか?こん中から自分らの好みを見つけて勝手に行くようになるんか?。」 
神「まぁ、そんなとこ。とにかく誠心誠意、連中を地図のところでもてなせ。」 
友「それやったら、もっと連中の気に入りそうなところもあるで。」 
神「あかん!、地図のとこ以外は連れて行くな。」 
友「なぁ、喪前勿体つけすぎやぞ。」 
神「なにがや。」 
友「オカン軍団のくしゃみのときもやけど…。」 

そういって、なかなか理由を教えないのが、イライラすると言い出す友人。 
もし、オカン軍団の中に在日や擁韓がいたら、どうなっていたかと苦情を言い出す 

「どうもならんよ。」 

そう言い返す漏れ。 
友人は、あのとき意味を知らなかったから、火病られてもくしゃみについての謝罪しか出来ない。 
白丁について言われても、まったく何のことか分からないから当然である。 

「つまり、知ってることを惚けるのは難しいが、知らんことは知らんとしか言いようが無い。」 

漏れがそう言うとなんとなく納得する友人。 
そして数日が過ぎた。 


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837 名前:安崎神宮寺艦長@待機中 ◆bj5w.TqgpI 投稿日:2005/03/23(水) 16:26:32 ID:scycwH/A

晩の遅くに友人から電話が来た。 

友「毎度〜。」 
神「おおきに!。」 
友「おおきに。なぁ質問があるンやけど。」 
神「なんじゃい。」 
友「今日な、連中つれて某タイ料理屋行こうとしたら、連中逃げたんやけど…なんで?。」 
神「そらそうやろう。」 
友「なんでやねん。喪前の言うとおり、精一杯もてなしたのに。」 

大笑いしながら、連中の嗜好を説明する漏れ。 
半島人は、トンガラシ系の辛さには強いが、胡椒、わさび系の辛さにはとても弱いと教えてやる。 

友「それでか!某どんぶり屋で、連中すっごくしわい顔してるから『辛さ足りません?』って言って 
  わさび足したったんやけどなんか不服そうやった。」 
神「むごいのぉ」 
友「だって、知らんかったから…。そういえば昨日『辛さたりませんでした?。
  明日はもっと辛いとこ案内しますわ』って言ったら妙な顔してたし。」 

本人には悪意が無いだけに始末が悪い。 

神「な、もし喪前が連中の嗜好知っていたらそんなことできへんやろ。」 
友「うん…、ちょっとできへんな。」 

だから理由を教えなかったと言う漏れに 

友「しかし、敵に回したくない男やのぉ、喪前は。」 

とつぶやく友人だった。 
次回「会長乱心」 
最終回まで(たぶん)あと2回。