572 名前:店長 ◆cqTNECCOsI 投稿日:2005/07/15(金) 23:05:36 ID:lVzMcAy2
皆さん、お久しぶりです……
よろしゅうございますか?
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581 名前:地方店長 ◆cqTNECCOsI 投稿日:2005/07/15(金) 23:17:08 ID:lVzMcAy2
574>ゲーセン店長ニカ?
左様にございます。
さて、もうずいぶん前のことになりますが二件のかの国の住民がらみの
ゴタゴタが同時進行しておりまして、ついこないだようやく両方片が付いたので
そのうちの片方の報告をさせていただきます。
まあその、いつものとおりに出張命令が出され、その日現地に飛んだんですが
その地域というのが個人的に日本で一番行きたくない場所TOP3にはいるような場所でして、
降り立った時点で嫌な予感はしてたんですが
そこの店長「〜〜今日からしばらくこちらにいてくださる某支店の地方さんです」
わし「( ゚д゚)…………」
スタッフみなさん「よろしくおねがいしまーす」
わし「(;゚д゚)…………」
何 故 日 本 人 の 比 率 が 少 な い ! ?
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4585 名前:地方店長 ◆cqTNECCOsI 投稿日:2005/07/15(金) 23:23:03 ID:lVzMcAy2
その日の深夜、休憩室で軽く飲みながら今後の打ち合わせ。
そこの店長「いや〜これでもよく働いてくれてるよみんな」
わし 「いやいやいやいやそういう問題じゃないでしょう
大体なんですかこの履歴書通名しか書いてないじゃないですか」
そこの店長「地方くん」
わし 「は、はい?」
そこの店長「きみは採用を断った人間からの嫌がらせを受けたことがあるかな」
わし 「へ? ……い、いや表立ってそういうことはなかったと思いますけど」
そこの店長「店内で酒盛りをされたことはあるか」
わし 「ウチ飲食禁止ですから」
そこの店長「注意したら宇宙語で吼えるんだぞ 暴れるんだぞ ほかのお客さんに当り散らすんだぞ」
わし 「……マジですか?」
そこの店長「しかも俺の住居割れてるんだよ……採用せずにどうしろってんだ……」
わし 「(;´д`)……」
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601 名前:地方店長 ◆cqTNECCOsI 投稿日:2005/07/15(金) 23:34:32 ID:lVzMcAy2
翌々日からそこの店長殿はメーカーのプライベートショーや
本社会議に出勤などのガチ出張が組まれていたので前日のうちに
帳簿の締め方とかどうなってるかなど極力足並みを合わせておく。
なにより「ゲームセンター荒らし」事件のときに筐体の提供とかで
大変お世話になった店なので迷惑をかけるわけにいかない。
それから三日後。
実にこの間はまったく何のトラブルも起こることが無く、
(ひょっとしたら今回は何事も起こらずにすむんじゃないか?
日本人以外のスタッフとはいまいち仲良くなれないだろうけど……)
などと甘い期待をしていた自分がおりました。
その社員スタッフ、Mさんと顔をあわせたのは出張開始から五日目のことでした。
酷い風邪にかかってしまい10日ほど休んでいたのは
そこの店長から事前に聞いていたためと、なにより日本人であることが私を安堵させました。
わし「店長さんから話は訊いてます。しばらく店長代理やります地方です。よろしく」
M 「あ、店長から伺っております。よろしくおねがいします」
スタッフの中でも数少ない女性スタッフであったため職場に潤いが出るなぁなどと
しょうもない考えをしていられたこの日までがすごく幸せだった気がします。
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611 名前:地方店長 ◆cqTNECCOsI 投稿日:2005/07/15(金) 23:43:59 ID:lVzMcAy2
翌日の夜、〆の帳簿整理をやっていたときのこと。
M 「地方さん、ちょっといいですか?」
わし「はいはい、なんでございましょ」
M 「バイトの、Kさんたちのことなんですけど」
わし「……(キタ━━━━━━(;´Д`)━━━━━━……)」
既にこの時点で"相談事"の内容が汲み取れてしまうオノレが憎い。
わし「……ええとMさん、僕もあーいう手合いとの腐れ縁は多い方なんで、
何を言いたいか大体わかるってもんなんですけど……」
M 「そうなんですか!? ひょっとして、うちの店長から何か聞いてます?」
わし「いえ、業務上の連絡事項しか聞いてませんけど……」
バイトのKというのはバイトスタッフの中で最も出勤率が高いかのくにの人間である。
見ている限りはそこそこに働いてくれているのでその暇では生理的嫌悪感を押し隠すだけでよかった……のだが。
Mさんの話はこんな内容だった。Kたちがバイトに入ってすぐ、Mさんに激しく言い寄ってきた時期があるらしい。
厄介なことにMさんを狙うのはKのみならず、Ktoともに彼の国仲間の男性人合計四人が
Mさんに求愛(と呼べたものかどうか定かでない)してきたと。
当然ながらMさんはそれをすべて突っぱねたわけですが……
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629 名前:地方店長 ◆cqTNECCOsI 投稿日:2005/07/16(土) 00:02:09 ID:/Hacdjo5
まず、Mさんのロッカーに手紙が差し込まれるようになった。
もう一度言いますがMさんは女性で、言うまでも無く女子ロッカーは男子禁制である。
困ったことにその手紙は差出人の名前が無かったため、Kかもしくは
ほかの彼の国民のものか判別が付かなかった。
次に、女子ロッカーにカメラが仕掛けられた。未遂に終わったらしいが……
当然これは大問題になったものの犯人はついにわからず、有耶無耶の内に終わってしまった。
Mさんは、間違いなく自分を狙ったものだと自覚していたらしい。
M 「今は、帰宅途中にもだれかに見られてるような気がして……
ちょっと休んでたのも、風邪というよりはノイローゼになってしまったみたいで」
わし「ううむ……なるほどねえ……」
私としても話を聞いただけでKを叩き出したい気持ちはあるが、証拠が無くてはどうにもならない。
それよりも、まずはMさんの身の安全の確保が最優先だった。
さしあたって危険なのは既に視線を感じているという帰宅時のことである。
家がそうとおくないということもあって徒歩か自転車で通勤しているとのことなので、
車通勤かタクシーに切り替えるように進言する。請求書など上に回してしまえ! の精神。
職場内での安全については、バイトは立ち入り禁止にしている事務室で
しばらく事務仕事に追われてもらうことで合意。また、着替えもここでやってもらうことにする。
あと二人の女性社員は二人ともいい年の既婚女性なので話せばわかってくれるだろう。
とにかく、奴らとの接点をたつことが最優先であると私は判断したのである。
その他いろいろ話し合っているうちに夜も2時を回っていた。
その日は早速タクシーを呼び、Mさんを自宅に送った。
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637 名前:地方店長 ◆cqTNECCOsI 投稿日:2005/07/16(土) 00:12:27 ID:/Hacdjo5
……その翌日、近くの系列店でもうひとつ、ある事件が発生した。
これがつい先日まで進行していた事件で、これについては日を改めて……
その関係上、Mさんの店に行けない日が何日か発生してしまうことになったため
緊急連絡先として私の私用携帯の番号を教えておく。これは、後で役に立つことになる。
もうひとつの物件は閉店までいればよかったので、営業後の時間でも
可能な限り両方の店に顔を出すようにする。このころは本当に死ぬかと……
一週間ほどたってまとまった時間が取れたので終日Mさんのいる店にこもって報告を聞く。
事情を話してある女性スタッフが言うには、この一週間に2通葉書攻撃があったらしい。
葉書は取ってあるとのことなので見せてもらう。
「……何これ?」
日本語はうまい。ひらがなもカタカナも漢字も読める程度にはかけてる。
問題はその内容である。醜い。あまりに醜すぎる。あまりにもスタンダードすぎる。
あんまり思い出したくないんですが
「俺がこんなにもあなたのことを思っているのにあなたが俺を好きにならないのはおかしい」
みたいなことがガーッと書いてあるわけですよ。
私としてはある意味予想通りな内容だったんですがとにかくMさん含む女性社員のショックはでかいようだ。
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649 名前:地方店長 ◆cqTNECCOsI 投稿日:2005/07/16(土) 00:29:05 ID:/Hacdjo5
また、男性社員の中では唯一事情を簡単に話してあるRくんに報告を聞く。
(あらかじめ「連中から目を離すな」と頼んでおいた)
とにかく一週間カリカリしていたらしい。Mさんはどうしたと訊いてくることも遭ったようだ。
そろそろ頃合かと考えた私は勝負に出ることにする。
まず、女性社員に頭を下げて女子ロッカー室に隠しカメラを設置する。以降、女性社員には事務室で着替えてもらう。
同様に事務室にも隠しカメラを置く(この店舗には備え付けが無かったため)
とにかく決定的な証拠を掴んでしまおうというわけだ。
それに、こういう行動をさせることで少しでも多くの人間に"現実"を見せたほうがいいかもしれないと考えたからでもある。
ここまで考えて、かつての自販機の事件のときのような突拍子も無い閃きが光臨。
しかし、その突拍子もないことを奴らはやりかねないことを私は既に知っているし、
スタッフのみんなにもそれが見えてきている。
わし 「Rくん、連中は"Mさんは休みか"とか聞いてきたことってある?」
Rくん「え? あ、そういえば、それは一度も無かったです。どうした、って聞いてくるだけで」
わし 「Mさんはこの一週間フロア業務はやってないんだよね?」
Rくん「ええ、それに朝一できてラストで帰ってもらってますから顔はあわせてないはずです」
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663 名前:地方店長 ◆cqTNECCOsI 投稿日:2005/07/16(土) 00:43:27 ID:/Hacdjo5
わし「Rくん、それにほかのみんなもちょっと」
ちなみに今店内に残っているのは私とRくん、Mさん含む女性社員が2人の5人だ
わし「ひそひそ……(Rくん、店の外一周してきてくれない?
懐中電灯は持たないで。で、Mさん達は、ちょっとロッカー室を点検してきてほしいんだ。
隅から隅まで。静かにね)」
幸い、4人はこの指令で私が何を危惧しているか察してくれたらしい。静かに事務室を後にする。
私はというと、事務室でやることがある。私の閃きは、この部屋に何か仕込んであるといった。
もし連中が、Mさんが毎日出社していたことを知っていたと仮定するなら、何かがあるはずなのだ。
それは、割合あっさり見つかった。
コンクリートマイクって言うんですか。壁越しの会話を鮮明に聞けるやつ。
事務室の側壁はA倉庫という部屋に面しており、ここからコードが伸びていた。
ここの事務室も防音はしっかりしたものだったがさすがにこういうものには弱い。
社員が事務室内でMさんと会話をしないわけは無いので、これを使って事務室の会話を聞いていたなら
Mさんはどうした、という質問しか出なかったのも自明というわけだ。
本当は私はこの部屋に盗聴器があると睨んでいたのだが、まあ、掠ってはいる。
と、そこへRくんたちが戻ってきた。
わし 「何か居たっしょ、多分」
Rくん「はい、暗くてよく見えなかった上に近づいたら速攻で逃げられちゃったんですけど」
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677 名前:地方店長 ◆cqTNECCOsI 投稿日:2005/07/16(土) 00:57:44 ID:/Hacdjo5
659>事務室のカメラってまずいんじゃ・・・
すいません、書き忘れましたがそれぞれ
「着替えるときは切っていいからね ていうか切ってくださいお願いします」
とちゃんと言ってありますし女性人も承諾してくださったので大丈夫だと思います。
実際、あとで見ましたが着替えは映ってませんでしたよ! ほんとですよ!!
着替えは出勤時と終業時にしか行わないので業務中は大丈夫だったんです。
一応パーティションに配慮した配置にもしたことですし……
続き。
女子ロッカーからは何も見つからなかったとのことだがどうにも奴ら本気である。
残念ながらこの一週間の策は無駄に終わったようである。
少々落胆しながらMさんに3日ほど休んでいいよと告げる。
正直、この時点で既にMさんは憔悴しきっているのが見てわかる。
同じ女性陣はそれをさっしてさっきからトバし気味の会話をしてくれているが、悲しいかなスベっている。
そして、それは3日のうちに連中を締め上げて叩き出すという目標を定めるためでもあったわけです。
多少もうひとつの事件を放り出してもこっちをさきに解決しなくちゃという意識が強まっていたんです。
Mさんを女性陣とともに先にタクシーで帰してからRくんと作戦会議。
つまるところ、このマイクを逆手に取ってやろうというわけである。
事務所にいる、誰でもいいからたまにMさんがいるかのように振舞えばいいのである。
具体的には「Mさん,〜〜」「ああ、ありがとう」みたいなフォーマットでいいだろう
ということでその日は解散しました。
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692 名前:地方店長 ◆cqTNECCOsI 投稿日:2005/07/16(土) 01:12:10 ID:/Hacdjo5
それからさらに二日後の夜。
もう一方のほうの事件の作戦が思うように進まずに沈んだ気持ちのまま
顔を出そうとMさんの店のほうに向かっていたころ携帯に着信。
「すいませんMです……すいません地方さん、助けてください……」
「!! わかった落ち着いて、今どこ? 家? 店?」
「家です……すいません、すいません……」
怯えきっているのか会話にならない。急いでMさん宅に車を飛ばす傍ら
ハンズフリーで店に電話をかける。本来なら今は閉店業務を行っているはずだ。
「もしもし? 地方ですけど、今日ってKは来た?」
「Kですか? 今日はシフト休みですよ」
「ガッデム! 無駄だと思うけどKの携帯に連絡入れてみてくれない?
万が一今日中に繋がるようだったら今すぐ店に来いって言っといて。
閉店作業終わるまでに繋がらなかったらいいや」
一応の布石だけは打っておいて一目散にMさんの家へ。
こういうときは靖国の英霊が手を貸してくれるのか赤信号に引っかかる気すらしない。
ノンストップ、最短距離でMさん宅へ到着。
少し離れたところに車をとめてそっと家に近づく。ほほー、何かがいますねえ。
ドアや窓をしきりにノックしている人影が。
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736 名前:地方店長 ◆cqTNECCOsI 投稿日:2005/07/16(土) 01:30:14 ID:/Hacdjo5
そっと近づいて「なにをしてるんですか警察呼びますよ」
と言ってやればまさか観念するだろうと思った私が甘かったんですが
そっと背後に近づいて
「なにをs」
まで声に出したところで右頬に肘が飛んできました。
もろにそれを受け吹っ飛ぶ体。ついでにメガネ。
こちらが視界を失っている間にその人影は私に蹴りをくれると
一目散に逃げていきました……
その後、家から出てきたMさんにとりあえず人影は撃退したことを報告しつつ
何があったのかを詳しく聞くことに。
2日休んでリラックスできたもののふと気づいたら家の飲み物を切らしていることに気が付き
すぐそこにあったコンビニまで買い物に行ったのが私が電話を受ける45分前。
軽く買い物を済ませて家に戻り、さて寝ようかとちょうどその時に
トントンと音がしたのだと。はじめは空耳かと思ったが
玄関のほうから聞こえてくるので一応様子を見に行ったらドアの摺りガラスの向こうに
何か人影があるのだと。
12時過ぎに、用があるなら呼び鈴を鳴らせばいいのにそれもせず、ただ強めのノックを続ける人影
これがMさんにとっていかな恐怖だったかはさすがに察して余りある。
とりあえず謎の人物が戻ってくることを考え、今日はMさん宅で一夜を明かすことに。
頬と蹴られた(というより踏まれた)胸の辺りは凄まじい痣になっていた……
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755 名前:地方店長 ◆cqTNECCOsI 投稿日:2005/07/16(土) 01:40:58 ID:/Hacdjo5
夜のうちに吹っ飛ばされたメガネを探したのだがなぜか見つからない。
思い出してみればメガネが地面に落ちる音が聞こえなかったなあと思いながら
Mさんは寝室で休ませ、私は居間とテレビだけ貸してもらうことにしました。
翌朝、出勤しているRくんと"作戦"を決行することに。
Mさんには置き手紙を残して出陣。オートロックってすばらしい。
朝11:00、そろそろかと思い店に電話。
Rくんを呼び出す「ふりをする」
Rくんは事務室内の"Mさん"に声をかけ、事務室に鍵をかけずに部屋を出る。
Rくんには店の外に出てもらい、私は店の近くでモニター凝視。
数十秒もしたころ……Kが事務室に侵入!
Rくんに事前に打ち合わせたとおり携帯の単発コールで合図する。
そして二人で事務室突入。当然Kと鉢合わせ。
我々二人、勝利の笑み。
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777 名前:地方店長 ◆cqTNECCOsI 投稿日:2005/07/16(土) 01:57:37 ID:/Hacdjo5
わし「……さてKくん、覚悟はできているだろうか」
K 「……」
R君「まずは何故この部屋に入り込んでいるのかを聞こうかな。休憩室は反対側だよ?
いまは休憩の時間じゃないんだけどさぁ」
K 「……え、Mさんが心配だったんです!」
わし「それは殊勝な心がけだね。でも何で心配なんてしたの?」
K 「Mさんは最近ずっと声が弱弱しい気がするんです!
だから元気付けに来ようと思ったんです!」
R君「(怒り笑いをこらえている)じゃあ今日はMさん出勤だと思ったんだ? どうして?」
K 「あ、RさんがMさんと話しているのが聞こえたからです!
でもMさんの声は聞こえないくらいだったからやっぱり元気が無いんだろうt」
わし「(ぷっちーん)まあ今日はMさんはお休みなんだけどね……」
K 「!?」
R君「事務室ってさあ、かなり大声で喋っても音漏れしないんだよね。
それは壁やドアが防音仕様だからなんだけど、君はどうやって僕の会話を聞いたのかな」
K 「う……うグ……」
わし「さて、いま観念すれば海に沈むか山に埋まるかくらいは選ばせてやらんでもない。
おまえ、自分が本当は何をしようとしたのか自分で言えるか?」
K 「ぼ……ぼくは……Mさんを愛しています!」
二人「( ゚д゚)」
K 「そうです! ぼくの手紙のことも知ってるんですよね!? そうですよね!?
だったらわかるでしょう! ぼくは彼女を愛しています!
そして彼女もぼくのことを好きに違いないんです!!」
わし「(#゚д゚)……おい」
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795 名前:地方店長 ◆cqTNECCOsI 投稿日:2005/07/16(土) 02:14:11 ID:/Hacdjo5
K 「だからはやく彼女は自分の気持ちに素直になって、僕を受け入れるべきなんですよ!」
わし「……おめー、ずいぶん前に4人ほどでアタックして砕け散ったそうじゃないか」
K 「あれは4人の中から僕を選んでくれたに違いありません」
わし「それ本人に訊いたのかよ? 僕のこと好きですかーとか」
K 「当然訊きましたよ、でも彼女の言う"違う"は僕に限っては"そうだ"ってことなんです
だから二人は結ばれて僕に総てを捧げるべきなんです」
わし「(#゚д゚)……!! テメー結局それかよ!」
ブチ切れてKに掴みかかろうとしたとき、昨夜受けた胸の傷が鋭く痛み一瞬動きが止まる。
わし「……ぐ」
K 「あ、胸ですか、大丈夫ですか?」
R君「だ、大丈夫ですか!?」
わし「……いや、確かに胸なんだけどね……謳ったなオイ」
K 「……!!」
わし「おかしいな……胸のことはMさんしか知らないはずだぞオイ」
K 「そう、そこ! なんでMさんの家の前に地方さんがいたんですか!」
わし「……オメーはなんでMさんの家を知ってるんだ?」
K 「Mさんと一緒に帰ったことがあるからです!」
わし「初耳だなオイ……多分Mさんも知らないに違いない」
K 「言わなくても伝わるんです! 愛し合ってますから!!」
わし「お前大概にしとけよ? 無効がお前を愛してるかどうかなんてわかるわけねーだろ」
K 「ぼくが愛してるんだからそうに決まってるじゃないですか」
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805 名前:地方店長 ◆cqTNECCOsI 投稿日:2005/07/16(土) 02:29:13 ID:/Hacdjo5
↑のセリフを聞いた瞬間、考えるより前に手が動いてた……
気が付いたらKを思い切り殴り倒している自分が居た。
わし「ふざけんなこの野郎! てめーの自己中で彼女がどんだけ苦しんだと思ってやがる!」
K 「苦しむわけが無いじゃないですか! 愛してるんですから」
わし「おまえそれ免罪符か? 自分が愛してれば相手に何をしてもいいってのか!?」
K 「だってそうでしょう! 僕の愛は受け入れられるべきなんです!
だいたい与えられる愛があるだけいいじゃないですか! 僕がいなかったらどうするんですか!」
わし「少なくともてめえ様のやつよりはマトモな愛が与えられてるだろうよ ところでお前はそろそろ死ぬか?」
K 「僕が好きなんですから他の人なんて認めさせませんよ。日本人の癖になまいk」
すいません、激昂してこの後の記憶がちょっとだけ無いんです……
今思い出してもかなり腸煮えくり返る会話でした本当に……
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833 名前:地方店長 ◆cqTNECCOsI 投稿日:2005/07/16(土) 02:42:07 ID:/Hacdjo5
その後気が付いたら警察で取り調べ受けちゃってまして、
もう頭に血が上ってたので調書取りもものっそい態度で臨んじゃってまして、
担当のお巡りさんにはあとで謝りに行きましたけど、
なんかどうやら起訴スレスレだったようです。免れましたが。
記憶の中では二発ほどしか殴ってなかったんですが実際にはその3倍ほど手を出したところで
Rくんが渋々止めてくれたそうです。殺したら私の身が危ないってことで……
「いやー殺してくれてもよかったのかもしれませんけどね」
とかあとで言ってましたが目は本気でした。末恐ろしい子。
結局事務所内でのやり取りの録画映像が致命傷となってか、
KはMさんへのストーカー行為が何らかの罪にとわれお縄となりました。
私の踏まれた胸は骨までイってたそうですorz……
ちなみにMさんの家で吹っ飛ばされたメガネ、Kが持ってました。
壊れてたんで当分コンタクトで過ごすことになりましたが……
その後Mさんはその後あの職場で仕事を続けることはできないと上に相談、
私がせっついた所為もあってか見事異動が認められました。
……私の店に。
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884 名前:地方店長 ◆cqTNECCOsI 投稿日:2005/07/16(土) 03:44:37 ID:/Hacdjo5
881>Mさんは、地方店長への店へ異動のとき、元の店の従業員には、店長の店への異動だと説明したのでしょうか?
881>退職と説明や日本人スタッフには本当のことをいっても大丈夫だと思いますが、
881>Kの他にもニダーズがいたのなら、Kが出所してきたあとに報復にでないか心配です。
881>地方店長氏のことだから、対策はきちんとなさっているとは思いますが、お気をつけ下さい。
881>それからKは在日ですか、それともニュー釜だったのでしょうか?
そこらへんの含みにぬかりはありませぬ。
日本人スタッフ以外にはくれぐれも"退社"ということで通してくれといってあります。
そうそう、そこが一番大事なんですがKはニューカマーさんだったようです。
私のはるかな故郷のボリゾー&ヌッコロさんはつくづく罪深いですねorz
それでは。