| とある井戸が原因で… | |||||||||||
| 悪霊退散 ◆pR.qz/QZLA氏 | |||||||||||
344 名前:& ◆mF7M0Y/xZI 投稿日:2005/08/29(月) 18:09:23 ID:3c0O07ds 一昨日、学生時代の友人たちと飲んだときに聞いた怖い話。 霊能者のお仕事がらみの話なので、スレ違いではなかろうということで。 ネタもアレだが情報ソースもアレなので、話半分くらいに聞いて下さい。 ●登場人物 友人A:学生時代の友人。数年前まで霊能力者に弟子入りしていた。 今回の話の情報源。 私、友人B:オタ。嫌韓。怪談好き。どちらも、Aのヘマが原因の 霊障事件に巻き込まれた経験あり。 数年ぶりに会った学生時代からの友人たち。 ひとしきりオタ話で盛り上がる→最近読んだマンガの話→全員嫌韓であることが判明w というデフォな展開の後、Aが話し始める。 A:念のために聞くが、お前らの中に草加煎餅はおらんな? B:万が一K明が政権取った日には日蓮宗原理主義反政府テロリストになるつもりだが何か? A:あー、お前んとこ日蓮宗だったけか。じゃ多少は関係ある話かもしれんなあ。 これはおまえらだから話すんだけどな、10年くらいのことだ。 その頃、俺はよく師匠(霊能者)の助手として仕事にくっついて歩いていた。 ある日、煎餅の平信者を除霊する仕事の帰り道、俺はつい師匠の前で煎餅をケチョン ケチョンにけなしちゃったんだよ。 ------------------------------------------------------------ 346 名前:悪霊退散 ◆pR.qz/QZLA 投稿日:2005/08/29(月) 18:12:26 ID:3c0O07ds あれ、なんか名前化けた。 トリ付け直します。 ------------------------------------------------------------ 348 名前:& ◆mF7M0Y/xZI 投稿日:2005/08/29(月) 18:13:42 ID:3c0O07ds 長くなるのでこの辺の経緯は箇条書きで。 ●師匠さんの旧友の娘さんが煎餅に入信。(娘と言っても当時すでに50過ぎ。 旦那が亡くなって気落ちしていたところを自称友人につけ込まれたらしい。 現在は故人)。親類や友人を片っ端から強引に勧誘したり、しまいには親族を 勝手に保証人にして莫大な借金をするなどしたために絶縁される。 ●師匠の旧友さん、知人の占い師から「このままだと娘さんはなにかとてつもなく 巨大な悪いものに喰われてしまう」といわれて心配でならなくなる。 ●やはり絶縁しても親なのだろう。娘さんとも面識のある師匠さんに頼んで様子を 見に行ってもらう。 ●A、どんなすごい悪霊が出てくるのかと思えば、普通の人ならまず取り憑かれ ないような弱い奴が数匹ついてるだけで拍子抜け。 ただ、娘さんは「何で?」と思うくらい気の枯れ果てた人だった。 ●結局、師匠さんはその低級霊どもを除霊せず、世間話をしたり愚痴を聞いたり 勧誘を受けたりwwwしながら、娘さんに気功治療みたいなことをしてあげただけ だった(当人には気付かれないようにして)。 師匠いわく「祓ってもまた寄ってくるので祓わない方がいい。無理に祓って、 もっと強いのが憑くと厄介だから」 ●Aも娘さんに肩もみしながら気を注入。いわく「カチカチに乾いたボロ雑巾に 水滴を垂らしてるみたいだった」 ●A、帰り道の電車の中で、あの程度の低級霊なら駆け出しの自分にだって祓える、 煎餅はやっぱり宗教とは名ばかりの無能な奴らだとこき下ろす。 煎餅に食い物にされた被害者のひどいありさまを見て腸が煮えくり返ったのだという。 ●師匠さん「お前、あまりよそ様の悪口を言うものじゃないよ」と諫めるが、 その夜、師匠さんはAを道場に呼び出す。 ------------------------------------------------------------ 349 名前:悪霊退散 ◆pR.qz/QZLA 投稿日:2005/08/29(月) 18:16:14 ID:3c0O07ds うーむ、なぜか名前が化ける。ひょっとして私祟られてる……orz 以下、再現。 師匠:お前、ちょっと力がついてきたからといって、軽々しくよその神様の悪口を 言ってはいけないよ。力があるからこそお前の声は神様に聞かれやすいのだから。 A :すみません、気を付けます。しかしあんなことを言うのは煎餅とか倒一凶壊とか 鸚鵡に対してだけです。 師匠:……お前、XXさん(娘さん)をどう視た? A :なんか不自然でしたね。オーラがほとんど見えませんでした。 あんなに気の欠乏した人を視たのは以前友人(私のことw)が過労死しそうに なった時以来です。そいつは意識が混濁して自力で立ち上がれないくらい弱って ましたが、XXさんは普通に生活してましたよね。 憑いてた奴らに吸われた感じでもないし。ちょっとありえないと思いました。 師匠:いい機会だから話しておこう。 草加煎餅というのはな、お前が思っているよりずっと恐ろしい連中なんだよ。 あまりなめてかからない方がいい。 XXさんの家にあった仏壇。変だとは思わなかったかい? A :えーと、すみません。邪宗の祭壇と因縁持ちたくなかったんで、見ないように してました。でもなんか空っぽな感じはしましたね。 師匠:お前の直観は正しい。 だが次に機会があったら心をしっかり持ってよく観察してみるといい。 ときどきあるのだよ、草加の仏壇には……ある種の呪法が施されたものが。 ------------------------------------------------------------ 351 名前:& ◆7I5F/tl6Qs 投稿日:2005/08/29(月) 18:18:22 ID:3c0O07ds A :……呪法って……仏壇にですか? 師匠:仏壇に施されていることも仏像に施されていることもある。 XXさんの家にあった仏像には、祈りの力や運気を吸い取るしかけがしてあった。 あれではXXさんは祈れば祈るほど、不幸になってしまうだろう。 私はこれまでに似たようなものを何度も見たことがある。 A :……それじゃ本当にまるっきり邪教じゃないですか。 師匠:密教の古い教典の中にはな、それゃえげつない呪法が書かれているものもあるのだよ。 もちろんまっとうな僧侶なら実際に使おうなどとは思わない。 奴らは恐らく日蓮宗から盗んだものを無分別に使っておるのだろうな。 教祖は大した奴ではないが、幹部にはそれなりの力を持った奴がいるかもしれん。 くれぐれも侮ってはならぬぞ。 師匠さんによれば、XXさんの家にあったものとは逆に、民家にあるものとは思えないほど 強い霊気を放つ仏壇もあるとのこと。それを見せられたら、ちょっとでも霊感のある人は 本当に凄い宗教なのだと騙されてしまうかも知れないと言っていたそうな。 師匠さんは、末端の信者から吸い上げた運気を幹部信者が山分けするような仕組みになって いるのではないかと推測していたそうです。 経済的に信者を食い物にするカルトは掃いて捨てるほどあるが、信者の魂を文字通り食い物に するのは煎餅だけだとAは憤っておりました。 Bは今度実家に帰ったら檀家やってる日蓮宗の寺の住職に話を聞いてみるとのこと。 以上、一応師匠さんとAの身元が割れそうな部分は抜いてありますが、私が聞いたのはこんな 内容でした。 ------------------------------------------------------------ 353 名前:& ◆7I5F/tl6Qs 投稿日:2005/08/29(月) 18:20:57 ID:3c0O07ds で、実はここからが「一緒に仕事をして困った話」の本題。 飲み会に参加していた別の友人たちが、K国人の新人社員に困らされた話 (ビルの配電盤を勝手に開けて改造しようとして破壊した話とか、 社長のロッカーをこじ開けて盗みを働いたとか)を疲労、じゃなかった 披露した後のこと。 A:K国の奴ってさあ……「絶対開けるな」って言うと絶対開けちゃうんだよな。 私:ははは、そうらしいね。 A:普通さ、重機でもなきゃ動かんような石の塊で蓋された井戸に怪しいお札とか ベタベタ貼ってあったらさ、霊感ない奴だって近寄らないじゃん? まあ、近寄るくらいはするかも知れないけど手つけないじゃん? 開けちゃうんだよ、K国人は。 私:お前が「仕事」してる現場の井戸を? (私&友人s、一気に酔いがさめる) ------------------------------------------------------------ 354 名前:悪霊退散 ◆pR.qz/QZLA 投稿日:2005/08/29(月) 18:22:25 ID:3c0O07ds A:今の会社に入って1年くらいした頃だったかな。 住宅地の造成の現場で不自然な事故とか不幸とかが多発してさ。 どうもあの古井戸のせいじゃないかっていう話になって俺が呼ばれたんだよ。 そんで、まあ、いろいろ「交渉」してさ、銅銭詰めた壺を井戸の底に入れることにしたんだ (どういう術なのかは不明。尋ねたけど教えてくれなかった)。 その準備してるとこK国人の作業員たち(在含む4人)に見られちゃったんだよな。 立ち入り禁止にしてるとこに入ってきてジロジロ見て、来るなって言ってるのに近づいて 銅銭に触ろうとしやがるからさ、「触るな! 穢れる!」って言って錫杖で手をひっぱたいて やったよ。 奴ら差別がどうのと言ってゴネやがったけど、監督さん呼んで無理矢理追っ払った。 差別とかじゃなくて、潔斎してない奴に触られちゃまずかったんだが。 B:それは言わずともわかる。そしてその後の展開も手に取るようにわかる (乾いた笑い) 私:いわゆるデフォの行動って奴だな。 当時は7.5鮮チ人の生態なんてよく知らなかったからすっかり油断してたんだよ。 K国人ども、その夜のうちに井戸の底から壺を取り出しやがってさ。 嫌な予感がして目が覚めたんで、夜明け前に車飛ばして現場に行って驚いたのなんの。 蓋は開いてるわ、フダは破れてるわ、壺は割れて地面に散乱してるわ、銅銭は一枚もなくなってるわ、 井戸のまわりが水浸しになってて、無数の裸足の子供の足跡が国道の方に向かって点々とついてるわ……。 あ、ちなみにその井戸、涸れ井戸な。 私&友人s:うひ〜〜っ(ガクガクブルブル) ------------------------------------------------------------ 356 名前:& ◆7I5F/tl6Qs 投稿日:2005/08/29(月) 18:24:08 ID:3c0O07ds 私:で……そのKたちは……? A:翌日、ちゃんと現場に出てきた。2時間遅刻でだけどな。 あの時のことは忘れられんよ。 現場の方ですんごい嫌な気配を感じたんで外出たら……4人が来てやがってさ。 一目見た瞬間に、ああ、もう俺の力ではどうにもならんてわかったよ。 速攻で社長とKのコネ元に電話したよ。すぐにこいつらと縁を切れって。 以後、何があっても、絶対にこの連中に会うな、できれば口もきくなって。 それから奴らに「井戸の修理のめどが立つまで作業中断するから、今日まで御苦労さん」 って言って、元々払う分の給料に10万ずつイロつけてやって解雇した。 (本当は入社1年目のAの権限でできることじゃないが、この件では全権を委任されて いたらしい……ていうか、現場の責任者がビビリまくっていたので全部Aが対応したそうな)。 奴らが車に乗ったとこで俺はこう言ったよ。 「そいつらはくれてやる。こっちには手を出すな」ってね。 今にして思えばあんなに金やる必要はなかったと思うが…… 当時はつい同情しちまったんだよな。最後くらい、いい思いをさせてやろうって。 その後は、もう事故とかも起こらず、難航していた工事がウソみたいにスムーズに進んだ。 ------------------------------------------------------------ 360 名前:悪霊退散 ◆pR.qz/QZLA 投稿日:2005/08/29(月) 18:27:02 ID:3c0O07ds 私:で、もう一度聞くけど、そのKたちは……? A:知らん。「故郷にでも帰ったんだろう、なあドズル」てなとこだ。 ああ、故郷に帰ったといえば、しばらくして様子見に行ったら、Kにくっついて行った奴、 井戸の跡に立てた祠に戻ってきてた。 それがな、例の法則でも発動したのかなあ。その物件を買った人が、すんごく信心深い良い人で。 敷地の片隅に建ってる出来立ての真新しい祠を見て、大事に祀られてる土地の神様だと思って 毎日お参りしていたそうだ(不動産屋は説明せんかったのだろうか……?)。 その人の功徳なんかどうだか、すっかりおとなしくなってた。 ありゃ、何代が祀ってたらその人ん家の守り神みたいになるよ。うん。 以上、一緒に仕事をした人間が困り、悪霊に逆法則が発動したお話でした。 長文連投失礼いたしました。 ------------------------------------------------------------ 364 名前:& ◆7I5F/tl6Qs 投稿日:2005/08/29(月) 18:33:55 ID:3c0O07ds 358>ガタガタガタガタガタガタガタ・・・・・・・・・ 358>・・・・・一応お尋ねいたしますが・・・・・・ 358>このお話、書き込んだり読んだりしても、大丈夫なんですか・・・・? 一応、ハッピーエンド(?)で終わっている話なので問題ないかと。 本当にヤバくて書けないのは「Aのヘマが原因の霊障事件」の方。 私の身内含めて死人出てるし…… ------------------------------------------------------------ 474 名前:悪霊退散 ◆pR.qz/QZLA 投稿日:2005/08/30(火) 00:03:51 ID:AD3tJgY9 ブラウザ変えてみました。 先ほど、一昨日一緒に飲んでいた友人(Aではない)からツッコミのメールあり。 ここの住人だったのか……orz 彼いわく、 ●師匠の話で、たしかAは「仏壇」としか言っていなかったはず。 途中でBとCがカルト教団談義に走ったので混ざったのではないか。 それはそうとお前の家は真言宗ではなかったか(真言宗の御本尊=大日如来の仏像)。 ●師匠さんは「強い霊気を放つ仏壇」の実物は見ていない。 「(師匠さんが)他の霊能者さんから聞いた話では……」という伝聞だった。 ●「Kたちは数百キロはあるはずの石の蓋を素手でずらして開けた」 「Kたちは井戸の底に降りるのに使ったロープを、中に垂らしたまま放置していた」 というのを書き忘れている。 えー、これ書いてる時にAより直電あり。 開口一番、 「馬鹿野郎! 死にてえのか! ヤバイ話だって言ったろ、特に前半!」 「もうこれ以上何も書くな!」 ……というわけで、この件に関してはこれで最後にします。 なんか逃亡するみたいで気がひけますが。お許し下さい。