| 観光地で「外道」に遭いました | |||||||||||
| 仮面安崎v3 ◆oShO2fvib.氏 | |||||||||||
348 名前:仮面安崎v3 ◆oShO2fvib. 投稿日:2005/06/25(土) 21:36:11 ID:6g97ziuE 流れを豚切って, プチネタ投下させていただきまつ。 ------------------------------------------------------------ 349 名前:仮面安崎v3 ◆oShO2fvib. 投稿日:2005/06/25(土) 21:36:54 ID:6g97ziuE 先日,仕事がらみで車椅子の子供を 世界的に名の売れた某観光都市へ連れて行きますた。 歴史的建造物の多いところなので, 石畳の急な坂道,随所にある階段,細く舗装されていない道などと バリアフリーになっていないところが結構多く, 車椅子の人にとっては,なかなか大変なのでありますた。 人の多い道を車椅子を押して通るのは,とても気を遣いまつ。 乗っている子と,他の通行人の両方に配慮しなければならないでつから。 でつが,日本人,外人に限らず,大抵の人は道を譲ってくれるので とても助かりますた。 さて,このような場所でつから,この車椅子の子には 漏れともう1人の大人がついて,補助していますた。 段数の少ない階段は2人で車椅子ごとその子を持ち上げ, 段数の多い階段では,漏れがその子をだっこし, もう1人が車椅子をたたんで運ぶという役割ですた。 ------------------------------------------------------------ 352 名前:仮面安崎v3 ◆oShO2fvib. 投稿日:2005/06/25(土) 21:38:59 ID:6g97ziuE 某建物内の階段にて,漏れがその子をだっこして 二階へあがろうとしていたときのことでつ。 普通に歩いている人がようやくすれ違えるくらいの横幅のところですた。 二階から,やたらとウルサイ集団が降りてきたのでつ。 いきなり,漏れらに向かって大声で, 意味は全くわからないが,とにかく耳障りで不愉快な言語で 怒鳴りつけてきたのですた。 「くぁwせdrftgyふじこlp;@:!!!!!」 やっぱりニダーですた。 大勢にそんなふうにわけわからん言葉で怒鳴られた, その子は泣き出しそうですた。 ホントなら喧嘩っぱやくて,トラブルメーカーの漏れは すぐさま,そいつらとやり合いたいところですたが, 職務中であるのに加え,なによりも身障者をだっこしている状況で それはやりようがありませんですた。 なんとか,コイツラの人間のものではない視線の先から その子を解放してやりたい一心で,出来るだけ横に寄って さっさと通り過ぎようとしますた。 すれ違いざまにも奴等は,明らかに悪意を込めて,我々へ怒鳴りまくりますた。 それ違った直後に,我々に続いていた車椅子を持ち運ぶ我が相方に気づき, 今度は明らかにあざけっていると思われる笑い声を響かせますた。 後で相方に聞いたら,漏れらの方を指さして,足や頭を指さしながら バカにしているとわかるジェスチャーを混ぜつつ笑っていやがったそうでつ。 ------------------------------------------------------------ 354 名前:仮面安崎v3 ◆oShO2fvib. 投稿日:2005/06/25(土) 21:41:38 ID:6g97ziuE その町は,夜景が見どころでありまつ。 そんなわけで,その夜,展望台へその子を連れて行ったわけでつ。 展望台は,多くの人であふれかえっていますた。 車椅子の子の低い目線では,そんな人たちの後ろからでは 夜景を見ることなど出来ません。 そこで,漏れは,身勝手であるとわかっていながらも 「すいません,短い時間で構いませんので, この子を前に行かせてもらえませんか?」 と,声をかけますた。 すると,1人のおじさんが, 「遠慮しないで,さっさとここに来い!」と 自分は後ろに下がって場所を空けてくれますた。 漏れは礼を言い,車椅子を前に出しますた。 おかげで,その子に夜景を見せてやることができたのですた。 しかし,その直後にまたもやニダーが, それも昼間の奴らと同じのが現れますた。 そして,強引に漏れらと他の観光客との間にわって入ってきますた。 後は,昼間と同じ展開でつ。 奴等は夜景を見るのもそこそこに,こっちに罵声を浴びせ ジェスチャー混じりの罵声を浴びせ始めますた。 そこで完全に切れた漏れは, 「ふざけるな!」と怒鳴り,殴りかかりますた。 漏れのその腕を握って停めたのは,車椅子に座っていた子ですた。 その子は泣いていますた。 漏れは,その子に向かってうなずき, 静かに車椅子を押してその場を去りますた。 状況や,その子の気持ちを考えると仕方ありませんが, 一発も奴等を殴らないですましてしまったことが, とても悔やまれまつ。 ------------------------------------------------------------ 364>『チョット用足しに行ってきます。』という事にして、見せないようにすれば… 367 名前:仮面安崎v3 ◆oShO2fvib. 投稿日:2005/06/25(土) 21:55:44 ID:6g97ziuE >>364 あまり詳しく書くと特定されるので書きませんが, 我々のことをよく知ってる人が,その近くには山ほどいたのでつよ。 でも,やりたかったでつ orz ------------------------------------------------------------ 366>その時、周囲にいた人の反応はどうでしたか? 371 名前:仮面安崎v3 ◆oShO2fvib. 投稿日:2005/06/25(土) 22:00:28 ID:6g97ziuE >>366 後で聞いたら,冷めた目で奴等を見ていたって話でつ。 奴等のことを軽蔑するようなことを言っていたのもちらっとは聞こえますたが, 漏れは頭に血が上っていたので,良く覚えてません。 とにかく,その場をできるだけ早く去ろうとしましたから。 ------------------------------------------------------------ 403 名前:仮面安崎v3 ◆oShO2fvib. 投稿日:2005/06/25(土) 22:55:29 ID:6g97ziuE 堀江タンや町村女史に漏れのことを良くいっていただいて,うれしい限りでつが 漏れはそんないい人じゃありませんw 投下し忘れでつが, 各施設の入館料を支払う際に,その子に 「自分のことは自分でやらなきゃダメだ」 と,その子が自分で苦労しながら財布を取り出し, お金を払うのをちょっとはなれて,黙ってみていたりしますた。 今回の業務中(これは通常の漏れの業務ではないのでつ。あくまでその発展ですた), ずっと,そのスタンスを通しました。 当然,受付には順番待ちの列ができまつ。 まあ,大抵の人は事情を理解してくれて,黙って待ってくれていたわけでつが, >>352の施設で同様の状況になった時に,後ろの方から ニダーのヒトモドキ語での文句が聞こえますた。 多分,奴等の漏れらに対する感情はあの時点で発生していたんだと思いまつ。 その子に対しては,「もたもたしてんじゃねえよ!」 漏れらに対しては「オマエラが手伝わねえから,おせーんだよ!」 って,とこかと。 あの町,けっこう至る所にハングルの案内板があったなぁ。 だから,あんなのが寄ってくるんだよなぁ orz