| 某国の葬式での物語 | ||||||||
| 千葉県民 ◆P7zGfVUkPs氏 | ||||||||
394 名前:千葉県民 ◆P7zGfVUkPs 投稿日:2005/05/06(金) 21:54:54 ID:76RvUXwS 本スレでかち合いそうなので、仕事以外で困ったことが まだあるので、投下してもよいでつか? ------------------------------------------------------------ 403 名前:千葉県民 ◆P7zGfVUkPs 投稿日:2005/05/06(金) 22:17:06 ID:76RvUXwS すみません。今回の題は「某国の葬式での物語」ですが ちと、前後関係の記憶がワープロで入れているうちに あやふやになってきたので、Kさんに確認してみます。 ちと、アップは遅れそうでつ。 ------------------------------------------------------------ 410 名前:千葉県民 ◆P7zGfVUkPs 投稿日:2005/05/06(金) 22:38:34 ID:76RvUXwS さて、お待たせしました。仕事で困ったことではないのでこちらへ。 某国のお葬式を、間近で見る機会に恵まれた日本人は、何人いるかはわかりません。 仕事が順調にいき、けだるい定時夕方に、Kさんが唐突に私に言いました。 K「県民さん、いまからお葬式に行きますが、ついてきますか?」 県「へ?」 誘う方も誘う方ですが、興味津々でついていく筆者も筆者です。 こんなおいし…いやいや、あくまでもKさんの親族ではないと確認してからですよ。 無くなった方には、お悔やみ申し上げます。 さて…・車の中で会話した限りでは、Kさんのお世話になった方の母親だそうで それほど、本人とは深い関係ではなかったようです。 あれ?病院に着きましたね。Kさん、見切りと手回しが良すぎるじゃないですか? まさか、脳内で早くも殺してしまいましたか? K「ああ、某国の葬儀場は、病院の地下にあるんです。」 はあ。それは無駄の無いことで。 さて、病院の地下に入っていくとな、な、な、なんですか。これは。 狭いコンクリ打ちっ放しの廊下と言わず部屋といわず、子供がプラスチック製の器で キムチチゲ食って居るわ、食べて居ないガキは走り回っているわ、家族と泣き女らしき おばあさんは集団で泣いているわ、キムチチゲを巨大なズンドウからよそっている おじさんは器からうっかり零した子供を大声で叱りつけているわ、もう騒音にキムチの 匂いがミックスし、もう戦後の闇市もかくやと言う状態です。 さすがに、Kさんも喪主らしき男の人と言葉を交わし、香典らしき物を渡していましたが…… ------------------------------------------------------------ 415 名前:千葉県民 ◆P7zGfVUkPs 投稿日:2005/05/06(金) 22:55:39 ID:76RvUXwS 承前 暗い部屋の中に巨大な花輪とお棺、そして棺の中央にはおばあさんの写真。と まあ、ここらへんは日本と一緒ですね。ただ周りがコンクリ打ちっ放しという殺風景さ だけは、いかんともしがたい物があります。 あれ?なんか部屋の中に一人の男の人が入ってきて、何か喪主に耳打ちしましたよ? 喪主「<>+*}*@#$%&! ファビョーン!」 顔を赤くして喪主がその男の人に掴みかかります。 一瞬何の事やらわからないのであっけに取られる人達。 救いだったのは、周りの騒音に気がついた人が半分くらいな事でしょうか。 しばらく、騒音を圧するどなりあいと罵り合い、掴み合いが続いた後・・・・ K「県民さん、出ましょう」 Kさんが耳元で囁きました。 私も同意して、(正直辟易していましたので)外に出ました。 騒音と匂いとから解放され、夕闇迫る駐車場で吸った空気のおいしかったこと。 そして、Kさんが車の前で、私に 「車の中で何が起きたか説明します。帰りましょう」 という脇を、先ほどの泣き女と思われる一団がぞろぞろと無言で歩いていきます・ 県「この人達、プロだ・・・・もうあんなに泣きわめいていた痕跡がみじんもない」 さて、ここで問題です。 実は、某国らしい斜め上の結末があったのですが、真相を推理してみてください。 制限時間は、23時30分までとさせてもらいます。 では、どうぞ。