| 探偵事務所襲撃事件 | |||||||||||
| 友人ネタ ◆LBfshSzWDU氏 | |||||||||||
476 名前:友人ネタ ◆LBfshSzWDU 投稿日:2005/07/09(土) 14:42:29 ID:JsoRrGZg 投下いたします。ただし、色々事情があるためフィクション扱いでお願いいたします。 登場人物 私の友人の探偵・・・決して工藤ちゃんではない。 私の後輩の弁護士・・あの事件以来彼の国がらみの案件が増えたらしい 探偵の知人・・・・・元警察官らしい 知人の仲間複数・・・やっぱり元公務員らしい 依頼人氏・・・・・・今回の依頼者 在女・・・・・・・・事件の発端 在男・・・・・・・・在女の現在の夫? 依頼内容は、依頼人との関係もありあらすじだけですが、 依頼人氏は新婚さんで、そこに数年前に一、二回関係を持った在女が現れ、 子供の認知と養育費を要求された。 関係はあったけど、子供はありえないと思った依頼人が、 知人を通じ紹介された探偵に依頼。 調査の結果在女の子供と依頼人さんは無関係。子供の父親は在男と判明。 依頼人氏の意向により、事を荒立てず誓約書のみを取得。 後輩の弁護士立会いの下、誓約書を書かせ一応の決着を見る。 でも、これで事件は終わらなかった。 ------------------------------------------------------------ 477 名前:友人ネタ ◆LBfshSzWDU 投稿日:2005/07/09(土) 14:42:57 ID:JsoRrGZg 事件の数日後の夕暮れ、探偵が事務所に戻ると事務所のドアが壊され中が荒らされていた。 事務所といっても、言っちゃ悪いがかなりぼろい雑居ビルの一室。 しかもあんまり物を置いてなかったので、金銭被害や物的被害は軽微。 ただ、部屋はそこら中に異臭を放つ茶色の物体と赤い物体が・・・ 呆然としながらも窓を開け放ち数時間かけて事務所を掃除する探偵。 その夜、疲労と怒りで目が怪しい探偵に相談されました。 探「・・・どう思う?」 私「十中八九その在女なり在男の仕業だろう?」 探「・・・」 私「手伝えることがあれば手伝うけど、無茶はするなよ?」 探「・・・わかった、ありがとう。」 私「あと、事後でいいから顛末教えて、ネタにするから(笑)」 探「お前なぁー・・・」 その夜は探偵と飲み明かして夜が明けました。 ------------------------------------------------------------ 478 名前:友人ネタ ◆LBfshSzWDU 投稿日:2005/07/09(土) 14:43:17 ID:JsoRrGZg 探偵は事務所周りを聞き込み、ほぼ在男の仕業との確信を得ました。 (実際は在男含む数名の仕業)かと言って何件かの証言だけで、 問い詰めても言い逃れされてしまいそうな状況です。そこで、 探「今回は不幸な出会いでしたが、何かご依頼があれば是非」 笑顔で名刺を在男に渡す探偵。 探「最近新しい事務所に引っ越しまして・・・今日も遅くまで営業活動ですよ・・・」 何事も無かったような顔して在男と別れる探偵。 別れた後電話で準備状況を確認し新事務所に向かう探偵。 新事務所から離れた場所に車を止め、配置を確認後時を待ちます。 夕暮れ時、事務所のあるビルへ入っていく四、五名の集団。 その中には在男と在女の姿も・・・ ------------------------------------------------------------ 480 名前:友人ネタ ◆LBfshSzWDU 投稿日:2005/07/09(土) 14:44:38 ID:JsoRrGZg 在男在女の存在を確認後、追ってビルに入る探偵。 事務所の前に着くと既に格闘戦が始まっていました。 在側五に対して三人、そこに探偵が加わって、5対4。 数では劣勢ですが、素人と格闘技経験者では戦いになりません。 打撃系ではなく投げ技・締め技系で鎮圧していきます。 とりあえずおとなしくなった連中を事務所へ連行。 でも、ドアは開けっ放し・・・そこに追加で味方を召集。 結果在側五に対し探偵側八人に、 パイプ椅子に座らせた在達は最初おとなしかったそうですが、 1人が言い訳を始めると、堰を切ったように責任のなすりあいが始まりました。 探偵側は一言も発せず、ただ席を立とうとする在達を席に着かせるだけ・・・ ------------------------------------------------------------ 481 名前:友人ネタ ◆LBfshSzWDU 投稿日:2005/07/09(土) 14:45:06 ID:JsoRrGZg 時間は午後の五時を回ったところ、 無言で見つめる探偵達。 在仲間A「俺が何っ」 ドスン、立ち上がろうとするのを席に使える探偵仲間。 口に指を当てて「シーッ」そして無言に戻る。 在仲間B「私はさそっ」 ドスン、立ち上がろうとするのを席に使える探偵仲間。 口に指を当てて「チッチッチッチ」そして無言に戻る。 以下上記のようなことの繰り返しで、時間が過ぎる。 次第に無口になっていく在日達。 朝日が昇り、町に活気が出だした頃、探偵が切り出しました。 ------------------------------------------------------------ 482 名前:友人ネタ ◆LBfshSzWDU 投稿日:2005/07/09(土) 14:45:32 ID:JsoRrGZg 探偵「事務所を荒らしたのは貴方方ですね?」 在男「はい」 探偵「反省してますか?」 在女「はい」 探偵「此方は損害賠償と慰謝料を請求します。払ってもらえますね?」 在男「はい」 探偵「では、此方に署名を。逃げようなどと考えないことです。見張ってますからね?」 在女「はい」 署名と拇印をとり、一通り「お話」をした後、開放したそうです。 探偵曰く「もうこりごり。」 ------------------------------------------------------------ 485 名前:友人ネタ ◆LBfshSzWDU 投稿日:2005/07/09(土) 14:47:23 ID:JsoRrGZg 以上です。 ご清聴ありがとうございました。 ------------------------------------------------------------ 525 名前:友人ネタ ◆LBfshSzWDU 投稿日:2005/07/09(土) 16:11:31 ID:JsoRrGZg >>515,521 遅くなって申し訳ありません。シャワーを浴びてました。 エーと前日の午後5時くらいに捕まえて開放したのが午前11時くらいだそうです。 都合18時間くらいの間、無言の一寸イカツイ方々で取り囲んでいたそうです。