ビルマ人と韓国人の違い
しがないAジェント ◆HcQ9b2alSw氏  




304 名前:しがないAジェント ◆HcQ9b2alSw 投稿日:2005/05/06(金) 21:37:40 ID:squ0NG0f

久々に本業での話を投下してもよろしいでしょうか? 


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311 名前:しがないAジェント ◆HcQ9b2alSw 投稿日:2005/05/06(金) 21:56:30 ID:squ0NG0f

>>千葉県民様 

どうぞ、お気になさらずに。 
まとめるまでにまだかかりますので。 

10時半くらいに投下しますので、それまで私の存在は忘れてください。 
すいません m(_ _)m 
それと今回の話は兄達とは関係ない仕事の話です。 

・゚・il||li・゚・。チャポーン 


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314 名前:しがないAジェント ◆HcQ9b2alSw 投稿日:2005/05/06(金) 22:32:17 ID:squ0NG0f

それではそろそろ投下させていただきます。 

M=ミャンマー人の船員 
K=<丶`∀´> 
私=しがないAジェント 

ある船での出来事。 
船長との打ち合わせを終え、下船しようかと思った時ある船員が声をかけてきた。 

M「ミスター、国際電話をかけたいんだが公衆電話はないか?」 
私「この辺りにはないなあ。40分くらい歩かないとないよ。」 
M「なに!?そんなに遠いのか?そりゃ困ったなあ…。」 
私「何かあったの?」 
M「いや、数日前にうちのワイフが子供を産んだそうなんだよ。家の方に連絡を取りたいんだが…」 

普通なら次港まで待ってもらうか、歩いて行ってもらうかしたんですがこの日の私は
何故かこの船員の力になってやりたくなった。 

私「OK。そういうことなら俺の携帯を使え。ミャンマーまでちゃんとかかるはず。」 
M「本当か?いいのか、ミスター?」 
私「気にするな。それよりも奥さんに連絡を取ってあげるから電話番号を教えてくれ。」 
M「わかった。頼むよ、ミスター。」 

そして教えられたナンバーを押していく私。 
だがそこに影からこちらを見ている男がいた…… 


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315 名前:しがないAジェント ◆HcQ9b2alSw 投稿日:2005/05/06(金) 22:32:48 ID:squ0NG0f

ナンバーを押し終えて、携帯をクルーに渡す。 
彼は満面の笑顔で話し始めました。 
その間、約2分。 
彼が話し終えて… 

M「ありがとうミスター!無事に生まれたそうだ!3000グラムある女の子だってよ!」 
私「本当か!よかったな、おめでとう。」 

ニコニコしながら…
M「ありがとう!ワイフにも『よくがんばったな、ありがとう!』って言えたよ。本当にありがとうミスター!」 
私「気にしない気にしな〜い。」 
M「それでミスター。電話料金だがいくら払えばいい?」 

この日の私は何かおかしかった…… 

私「細かい事は気にするな。娘さんの誕生祝だ。電話料金はサービスしといてやる。フリーでいいよ。」 
M「!!そんな、ミスター!」 
私「気にしないの。それとこれ。ミルク代の足しにでもしてくれ。」 

別の船の船員と交換した5ドル札を手渡した。 
特にこのクルーと仲がいい訳ではなかったんですが、何故かこの日はこんな事をしてしまった。 

M「ありがとう、ミスター!次回、ここに来る時に必ずお礼をさせてもらうよ。俺の事、忘れないでくれよな!」 
私「忘れないよ。奥さんと娘さんによろしくな。」 

そういってそのクルーと別れ、今度こそ船を降りようとしたら…… 
来ましたよ。 
<丶`∀´>が…… 


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316 名前:しがないAジェント ◆HcQ9b2alSw 投稿日:2005/05/06(金) 22:33:37 ID:squ0NG0f

<丶`∀´>「ヘイ!エージェント!ウリにも携帯貸してくれニダ!」 
私「ダメ。あれは特別なケースなの。普通は船長クラスでないと貸さないんだよ。」 
<丶`∀´>「ウリも家にかけるニダ! ワイフが出産してるかもしれないニダ!」 
私「二世誕生か…」 
<丶`∀´>「ん?何か言ったかニダ?」 
私「なんでもない。しかしお前の家もか?春になるとよく生まれるな」 
<丶`∀´>「ウリに似てきっと可愛い子ニダ」 
私「自分で言うかw まあ、いい。今日は特別に貸してやろう。ただし2分だけだぞ。」 
<丶`∀´>「ありがとうニダ!早速かけるニダ!」 

珍しく礼儀正しい<丶`∀´>だったので携帯を貸してあげた。 
約束の2分も守って…。 

<丶`∀´>「ありがとうニダ!助かったニダ!」 
私「どういたしまして。それじゃ、俺は行くぞ。」 
<丶`∀´>「ありがとう、ミスター!次回、ここに来る時に必ずお礼をさせてもらうニダ。俺の事、忘れないでくれニダ!」 
私「そうかそうか。覚えとくよ。」 
<丶`∀´>「さよならニダ!」 
ものすごい速さで船の奥に消えて行った<丶`∀´> 

俺は奴には無料とは行ってないのに…… 

こうして船は出て行った。 
そして1ヶ月が経った。 


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320 名前:しがないAジェント ◆HcQ9b2alSw 投稿日:2005/05/06(金) 22:37:11 ID:squ0NG0f

1ヶ月経ってあの時の船が来た。 
上船してすぐにあの時のクルーがやってきた。 

M「おお、ミスター!前回はありがとう!心から感謝してるよ!
  妻からもお礼を言っといてくれと言われたよ。本当にありがとう、ミスター」 

そして我等が<丶`∀´>は… 

<丶`∀´>「おい、チョッパリ!よく図々しくもこの船に乗れたな!」 
私→ (°Д°)ハァ? 
<丶`∀´>「独島はウリ達の物ニダ! 汚れたお前等には相応しくないニダ! 韓国国内を騒がした謝罪と賠償を(ry」 


ちょうどその1週間前に「竹島の日」が制定されたのでまさかとは思ったのですが本当に言って来ましたよ…… 
<丶`∀´>の世界では『お礼』とは『謝罪と賠償を求める事』なのか… 
ヤレヤレ・・・ ┐(゚〜゚)┌ 



(追伸) 
ミャンマー人クルーから貰った品は高そうなチョコレートでした。 
しかしパッケージに書かれていた文字は全てハングルでした……_/ ̄|○ il||li