遵法精神微塵も無し

113 名前:マンセー名無しさん 投稿日:04/09/27 15:05:24 ID:2HMiK/gD


ちょんくぉの人かと思っていたら、実ははんくぉの人だという事が最近判明したネタが
あるので、流れ読まずにカキコ。 

その方はまことに珍しいカンコックの人で、火病もなく、仕事もまあまあ普通にこなし、
事務員の自分にも怒ったりとかはありませんでした。 
「Aちゃん、Aちゃん」と、古参の社員さんにも結構可愛がられておりました。 
ただし、珠(という程良い人じゃないけど)に傷といいますか、不法滞在者だったんですね。
みんなそれは知っていました。別に誰も突っ込みいれなかったけど。
お金は主に家族に送金していたようです。 

社内の書類書く時に、名前を書いてもらうのですが、その度に名前が違っていたのを
不思議に思うくらいでした。(日本語でいうと「ヤベ」さんが、名前書く毎に「矢部」
「谷部」「野部」と書く感じ) 

で、ある日の事です。 
Aさんから社長に話が。 

「自分は真っ当な滞在許可を取りたい、ついては社長に協力して欲しい」 

…それはまあいいんですが。 

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114 名前:マンセー名無しさん 投稿日:04/09/27 15:12:03 ID:2HMiK/gD


「しかし、今の自分が使っている外国人登録証(滞在許可ないのになんで持ってるんだYO!)は
 兄のもので名前が違う」 
「兄のものだが苗字が違う(兄のじゃないんじゃん!)」 
「法的には私はまだ向こうにいる(不法滞在ですからね…)」 
「ついては兄が自分の名前で入国して、その書類を自分がきちんと使う事にしたい
 (パスポートは当人確認の写真とか無いのか?)」 
「だがお金が無いし、保証人も必要なので一度向こうに行って、帰りに一緒に連れて来てくれ
 (てか呼びつける位なら来んな!)」 
「ここに書いてある書類を役所(どこだったかは忘れましたが)提出してくれ、
 そしてその後、国に兄を迎えに行ってくれ(ハァ?)」 
「保証人として技術者を連れてくるのなら、就業ビザも取れる(で、兄は不法労働者にするんですか…?)」 
「兄も仕事ができるから、ここで使ってもらえると嬉しい」 

ええもちろん社長は断りました。しばらくして会社潰れちゃいましたけどね(゚∀゚) 

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116 名前:マンセー名無しさん 投稿日:04/09/27 15:18:16 ID:2HMiK/gD


…ああ、彼は不法滞在が犯罪だと思ってないんだろうなあ。ていうか 
「遵法精神」なんてものはカケラもないんだなあ。とシミジミと思いました。 
嘘をつく事、人に嘘をつかせる事に、何の躊躇もない人というのも 
世の中にはいるもんなんだなあと。 
その人は、社長がやって当然みたいな顔してましたからね。断られた時も 
ものっそ不思議そうな顔してましたとも。 

それが一国の酋長から厨房まで、国民全てのデフォルトである国も 
世の中には存在するのだと知ったのは、そう、あれは2002WC…orz 

休憩所にゴバクかまして遁走。 
謝罪はしますが賠償は勘弁ニダ。