624 名前：⊂⌒~つ´_ゝ`)つ ◆.ENQAS2fVs 投稿日：04/06/09 01:34 ID:iyeaQhjZ


一部の方はご存知のように、おいらは最近になってようやく復職したわけなんですつけれども。 
その新しい会社ってのが、イロイロとユニークな会社で。 
自社製品の原材料を、南北朝鮮から輸入してたりするのですつ。 
まあ、こっちではいまのところトラブってないらしいので、現状では割愛。 

で、うちの上司ってのがイロイロと曰くのある傑物らしく。 
特に、あの国を嫌ってたり特別な感情を抱いてたり、ってことは無いみたいなのですつけれども、 
「仕事上のパートナーとしては全く信用してない」 
という人みたいなんですつよね。 

おいらが来たことで、デスクを増やしたりパーティションを切ったりＬＡＮその他の配線を
しなおしたり。そのついでに社内の不要物の整理とかをやったんですつよね。 
そしたら、書類がどっちゃり入ったダンボールの中から、妙なものが。 

ほら、写真の現像を頼むと、ミニアルバムみたいなポケットファイルに写真突っ込んで
返してくれたりするじゃないですつか。あれが出てきたんですつよ。 
で、表紙に 

「韓国モーター」 

と、なにやら殴り書きがしてありますつて。 
思わず見入ってしまったんですつよね。 

写真に写っているのは、なにやら巨大な、真っ赤に塗られた原動機みたいな代物が一台。 
あっちの技術者みたいな人が、それを弄繰り回してる姿が数点写ってますつた。 

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625 名前：⊂⌒~つ´_ゝ`)つ ◆.ENQAS2fVs 投稿日：04/06/09 01:34 ID:iyeaQhjZ


「あーそれか、懐かしいなあ」 

上司がおいらに声をかけてきますつて。 

「これなー、すげえぞ」 
「ほほう、どのように？」 
「韓国の某メーカーがうちに売りつけに来た代物でな。 
　『１００の力（電力？）を突っ込むと１２０にして返してくれる素晴らしいモーターニダ！』 
　『これをいくつも購入してつなげれば、力を増やしまくってくれるので永久機関になるニダ！』 
　‥‥‥と、本人達は言いはってた代物なんだ」 
「なんだか、某Ｎ博士みたいな人ですな」 
「永久機関が夢幻だなんてのは、まあいうまでも無いことなんでな。
　『そこまでいうなら、目の前でそれ見せて見ろや』つうて、デモさせた」 
「念のため聞きますけど、どうなりました？」 

上司、煙草をくゆらせ、紫煙を吐き出し‥‥‥そこでタメを作って言いますつた。 

「（ぷふー）‥‥‥そもそも、動きもしなかった。
　”想像通りというかそれ以上というか”のグダグダっぷりだったぞ」 

むしろ、困ったというより楽しんでた様子 (^ ^;;; 

ちなみに、そのウリナラメーカー。 
うちの社とは永久に取引の機会を失ったそうですつ。 

どっとはらい。 

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641 名前：⊂⌒~つ´_ゝ`)つ ◆.ENQAS2fVs 投稿日：04/06/09 01:59 ID:iyeaQhjZ


おそらく、彼ら（自称売りなら技術者）は、 
「チョパーリなんか簡単に騙せるニダ」 
だったんだろうと思いますつよ。 
本物ですつたら、まず自国で派手にパフォーマンスして、自国もしくは美国の軍部に売りつけに行くですつよ。 

で、うちの上司もそこら辺判ってるから、話のネタにやらせてみた、ってのが真相なんじゃないかと。 
あくまでもおそらく、ですつけれどね。 

>>631 
日本にも、（自称）永久機関の発明者が一人いますつよ。 

>>636 
なんつうか、ホントにイロイロと剛の者みたいなんですつよね。 
一緒に仕事してると、ああいう大人になったら毎日楽しいだろうなあ、とか思いますつよ。 
もちろん、おいら達に見えないところで苦労してる、もしくはしてたんだろうとは思いますつけれども。 

>>638 
対消滅炉も縮退炉も、おそろしく効率がいいか恐ろしく出力が高いだけで永久機関ではないですつな。