始末書モノの重罪

275 名前:お守り珍獣Es@被監視中 ◆bCA6EANVkE 投稿日:04/03/17 17:26 ID:exJ6J3jQ


本日昼過ぎ… 
一本の電話が掛かってきました。 
相手は会社の営業所(私のいる部署から車で20分程度の距離にある)… 
内容はPCがおかしくなったから見てくれ…という事だった。 

近場ということもあり、直接点検に行くことに。 

現着後、スグに確認…… 
内容的には自動ログオン時のパスワードが変更になっていた為にサーバーのデータへの
アクセスが出来なくなっていたための障害でした。 

上記の内容は私たちの部署の規定で、パスワード弄るのは始末書(やった人間・直の上司)
モノの重罪(違)なので原因の究明をする過程での話です。 

Es  「えっと、誰がパスワード書き換えたんですか?」 
事務員1「私がそんなところ弄れるわけないじゃない」 
事務員2「そもそも私このPC触っていません」 
Es  「でも、実際おかしくなっていますよ。」 
事務員1「午前中までは普通に動いていたのに…」 

------------------------------------------------------------
276 名前:お守り珍獣Es@被監視中 ◆bCA6EANVkE 投稿日:04/03/17 17:26 ID:exJ6J3jQ


知らない、触ってない…これしか言わない事務員に正直あきれ返っていたのですが… 
ほかに問題のPCに触った人間がいないかを確認したところ… 

事務員1「あ、今日バイト君が昼休みちょっとだけ使いたいって…」 

と一言ぽろっと… 
この時期、学生のバイトで仕事を回していたりします。
速攻でそのバイト君を呼び出すとともに、所長が持っていた履歴書確認…… 
そのバイト君…留学生でした…それも彼の国からの… 

Es  「キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!!!!!」 

履歴書確認した瞬間、リアルで言ってしまいましたw
周りから何が来たのかと聞かれましたけど… 

でもってバイト君が事務所に入ってきたのでとりあえず質問を… 

Es  「えっと、バイト君(本当は履歴書で確認した苗字で呼びました)、今日このPCに触ったの?」 
バイト君「あ、はい。ちょっと触らせてもらおうと…」 

------------------------------------------------------------
277 名前:お守り珍獣Es@被監視中 ◆bCA6EANVkE 投稿日:04/03/17 17:27 ID:exJ6J3jQ


Es  「何しようとして?」 
バイト君「インターネットの掲示板を確認させてもらおうかと…携帯が電波入らないみたいで…」 
Es  「……で、なにか弄った?」 
バイト君「ちょっと色々…詳しくは覚えてないです。」 

余りにも素直に認めるバイト君…ちょっと拍子抜けするぐらい素直でした。 
つ〜か…根が素直でもやることは同じなのかと心の中で突っ込みいれてましたけど… 

とりあえず上司に報告、そのまま部長に代わってもらって再度報告、所長に代わって処分決定。
(所長のあとに部長から聞きました。) 

------------------------------------------------------------
278 名前:お守り珍獣Es@被監視中 ◆bCA6EANVkE 投稿日:04/03/17 17:27 ID:exJ6J3jQ


所長と一緒にバイト君を待たせていた応接室に行き… 

所長  「バイト君。もう帰っていいよ。」 
バイト君「え? でも言われた仕事まだ終わっていませんけど…」 
所長  「気にしないでいい。明日からもこなくていいから」 
バイト君「……は?」 
所長  「今日までのバイト代は用意するから、ちょっと待ってて」 
バイト君「…それってクビって事ですか?」 
所長  「そうだよ。」 
バイト君「な、何でですか?」 
Es  「会社のPC弄ったから」 
バイト君「え、それは確かに反省していますけど、それでクビになるんですか?」 
Es  「そうだよ。」 
バイト君「え…」 
Es  「だって、それ以外に処分のしようが無いでしょ。これ、社員だったら
     始末書レベルの問題であって、社員じゃない君にどう責任とってもらうの?」 
バイト君「でも、今バイト止めると生活が…」 
Es  「君の都合はこの際関係ない。バイトだから責任とらなくていいなんて事は無いんだから」 
バイト君「でも、事務員1さんに触っていいって言われたから…」 
Es  「触っていいというのと設定変えていいというのは君の中ではイコールなのかい?
     普通違うでしょ。」 
バイト君「…ですけど…」 
所長  「とりあえず…こっちには君の言い訳聞く理由が無いから…帰って」 
バイト君「あ、そんな…」 
Es  「そうですね。じゃぁ取り合えず私は修復に掛かりますんで、後はよろしくお願いします。」 

------------------------------------------------------------
279 名前:お守り珍獣Es@被監視中 ◆bCA6EANVkE 投稿日:04/03/17 17:28 ID:exJ6J3jQ


修復と定期点検を終わらせ、帰ろうとして車に乗る前にバイト君が私に近寄ってきます。

バイト君「すいません…クビは勘弁してもらえませんか?」 
Es  「ん? どうして?」 
バイト君「さっきも言ったんですけど…生活が…」 
Es  「君の生活を保障して、会社に何のメリットが?」 
バイト君「私だったら、他のバイトの2倍の仕事できます。だから…」 
Es  「まぁ、私は上の決定を伝えたまでだから…」 
バイト君「そこを何とか…」 
Es  「…自分の足で帰れないようなら、叩き出すよ。」 
バイト君「そんな…」 
Es  「ちなみに、君がどういう人間だったとしてもこの処分は変わらんよ。
     正直君が留学生のバイトだから、まだ紳士的な対応しているけどね」 
バイト君「でも…」 
Es  「2度とは言わんよ。自分の足で帰りなさい。」 

その後、なにか言いかけたけど、車にのって速攻帰りました。 

でもって、帰った後に上司(部長含む)への直接報告&説教
(簡単に弄れるような設定にしていたのは何でだ!と…_| ̄|○) 

ついでに、所長と事務員1+私の処分も決まってました。 

所長   始末書 
事務員1 始末書+リストラリスト載り 
私    対策案の構築を一週間以内に…(無理だっつ〜の) 

久々でまとまりの無い文章になってしまった_| ̄|○ 

------------------------------------------------------------
281 名前:お守り珍獣Es@被監視中 ◆bCA6EANVkE 投稿日:04/03/17 17:38 ID:exJ6J3jQ


ちなみに、大分会話は削ってます。(特に事情を聞いていた部分) 

>280 
丁度リストラし始めたばかりでタイミングが悪かったとしか・・・ 
まぁ、ぶっちゃけ言えば・・・元々問題のある事務員だったしw 

------------------------------------------------------------
285 名前:お守り珍獣Es@携帯 ◆bCA6EANVkE 投稿日:04/03/17 17:50 ID:WOwKXG+e


パスワードを変えた訳じゃなく、パスワードを書き換えて認識できなくなってました 

------------------------------------------------------------
309 名前:お守り珍獣Es ◆bCA6EANVkE 投稿日:04/03/17 21:43 ID:Rry0jV/8


え〜・・・やっと帰宅 

言葉が足りず、いらぬ誤解をまねいていたようなので少々解説を・・・ 

IEダブルクリック 
   ↓ 
インターネット接続できず 
   ↓ 
ユーザー権限でネットが出来ないと思い込む 
   ↓ 
ログオンしなおし、adminで入ろうとする 
   ↓ 
administratorでログオンしようとしてもパスわからず 
   ↓ 
電源直接切断で再起動・その後パワーユーザーで自動ログオン 
   ↓ 
ユーザープロパティーを開き適当に操作 
   ↓ 
わけがわからなくなり、強制シャットダウン 
   ↓ 
自動ログオンしなおすも、サーバーへのログオンパスワードが変更 


おそらくこの手段だと思われます。(事情聴取の際に確認できた作業内容です) 

もっとも、私の会社・・・専用線接続なんでインターネットは個別につないでる私の端末以外できませんw