目付けが居ないと駄目
849 名前: 投稿日:03/04/24 21:06 ID:AaH514i2
もう2年ぐらい前の話です。
海外から原料を調達する仕事をしているのですが、
とある欧州企業からかなり格安で原料の売込みがありました。
サンプルを確認すると、確かに品質も良く、価格も通常の9掛けぐらと、
それなりに魅力的だったのです
が、詳しく調べた所、製造工場が韓国に有る事が判明。
品質保証が韓国工場の場合、購入できない旨を相手に説明すると、笑顔で
「勿論、一旦欧州の本社に送ってから分析表添付の上、出荷します。」
との事。
但し一年間、韓国工場の分析表も添付して問題が無ければ、一年後から
韓国の方の品質保証を認めて欲しいと云ってきました。
流石に一年間も経てば、分析もまともに出来るだろうと甘く考えていたので、
その条件を飲んで取引を開始しました。
ところが…
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850 名前:849 投稿日:03/04/24 21:19 ID:AaH514i2
…数ヶ月して、本社から韓国工場に技術指導しに来ていた人員が帰国した途端…
まあ、説明する必要も無いとは思いますけど一応解説しまつ。
それまでは、
本社分析=受入分析=韓国分析
それ以降は、
本社分析=受入分析≠韓国分析 且つ 分析値品質規格外 且つ
韓国分析では、きっちり品質規格に入っている(w
それ以来、その企業と付き合いは無いのですが、風の噂では韓国から撤退したとか、
東南アジアにシフトしたとか…
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852 名前:849 投稿日:03/04/24 23:40 ID:AaH514i2
>>851
相手企業の窓口は、本社一本に絞って、韓国工場とは一切遣り取りして
いないので、「彼らの口から出た言い訳」は良く知りません。
本社の説明もも歯切れが悪く、丁度同時期に日本国内で同程度の値段で
原料が調達出来るようになったので、すんなり切ってしまいました。
ハン板用に詳しく聞いておくべきでしたね、済みませんです