101 名前:マンセー名無しさん 投稿日:2005/06/13(月) 11:59:52 ID:HRrS3J9B
貨物船に乗っている友人から聞いた話を投下するニダ。 。
------------------------------------------------------------
102 名前:101 投稿日:2005/06/13(月) 12:01:08 ID:HRrS3J9B
船が港に停泊中、外国船の乗組員と物々交換をすることがよくあるらしい。
日本製の日用品は外国人には非常に人気が高い。
ある日、突然の雨が降った時、ポケットに入れておいた折りたたみ傘を広げて
作業中のインド人に差しかけてあげたら、ものすごく驚かれたそうだ。
インド「なにそれ!なにそれ!!傘なのか!?すごいすごい!!」
友人 「いや、普通の折りたたみ傘」
インド「インドにある傘は透明ビニールで大きくて、こんなコンパクトな傘はない!」
インド人が大勢集まってきたので、友人、折りたたみ傘の実演開始。
骨組を伸ばしてバサっと広げると、沸き上がる歓声「うおお〜!!」
インド「さすが日本人だ!頼む!売ってくれ!$100?それとも$200くらいか?」
友人 「いや$15くらい」「そんなに欲しけりゃやるよ」
インド「うおおおおお〜。」さらに沸き上がる歓声。
インド「ありがと!ありがと!これお礼!」
外国産ビール、1ケースをもらった。
------------------------------------------------------------
103 名前:101 投稿日:2005/06/13(月) 12:02:01 ID:HRrS3J9B
さて、それを見ていた彼の国の船員K。
インド人達が引き上げるとおもむろに寄ってきて
K 「ウリは日本語が勉強したいニダ。何か日本語が勉強できる本が欲しいニダ」
友人「んなもん、ない。じゃな。」
K 「ま、待つニダ。マンガでもいいニダ。マンガはないか?」
友人、捨てようとしてたヤング○ガジンがあったので、渡したところ
お礼の言葉がないのはデフォとして、目が表紙のオネーチャンに釘付け。
その場でさらに表紙をめくり、グラビアページの水着のオネーチャンにさらに釘付け、微動だにせず。
友人「オイ!日本語の勉強すんじゃないのかよ!!」
K 「・・・・・」
友人「コイツ、全く聞こえてねえ・・・」
------------------------------------------------------------
104 名前:101 投稿日:2005/06/13(月) 12:03:06 ID:HRrS3J9B
Kが至福の時を過ごしていたその時、彼の国の船長が登場。
船長「オイK!何を持っているニダ!」
船長、本を取り上げてパラパラと見る。そしておもむろに表紙とグラビアページを
ビリビリと破り折りたたむと、制服のポケットにねじ込んだ。
残った残骸を、船員Kに投げつけて去る船長。
船員Kはボーゼン。
一瞬後・・・「アイゴー!アイゴー!ウアアアアアー!」
その場で突っ伏して号泣。
------------------------------------------------------------
107 名前:101 投稿日:2005/06/13(月) 12:05:40 ID:HRrS3J9B
友人、我関せずと立ち去ろうとしたが
K「ま、待つニダ。頼む。ウリにマンガをくれ!」
友人、先週号もあったので、持ってきてKに渡したところ、お礼が無いのはデフォだが
Kは作業着のボタンをはずし、さらに下着のシャツの中に本を入れ始めた。
収納が終わると、友人に見向きもせずに、腹を抱えるように立ち去るK。
しかし・・・悲劇は続いた。
遠くから一部始終を見ていた、他の船員数人がKを追いかけ始めた。
友人によると、それはさながら、バイオハザードの一場面のようだったと・・・。
逃げても逃げても、限られた甲板上。Kに群がる、姦国人集団。
つかまったKは押し倒され、胸元をはだけられ・・・。
アイゴー!アイゴー!の叫び声が途絶えることはなかったそうニダ。