863 名前:マンセー名無しさん 投稿日:2005/05/04(水) 01:05:00 ID:OmDOFqjU
「既に話の済んだこと」なのでこちらへ
ちょっと前に「剣道三倍段」の話が出てたけど、
友人が空手を教えている道場に「入門希望」の小学生(w/親)が2組ほどきたそうな。
お約束通り親子共々触れれば手の切れそうなエラをお持ちで、喋るたびに発酵臭が。
それでも最初はごく普通の方々と同じように、四月から小学校に入ったのだが
ついてはなにか武術を習わせたい、とのことで、もちろん友人は大歓迎。
申込書の名字がお二人ともキンの字だったのがちょっと気になったとは言ってましたが…
友人「じゃあきょうはご父兄の方と一緒に、見学していってくださいね」
親子「ういーーーす」(←本当にこう言ったらしい)
友人はちょっとカチンときたものの、いつも通りの稽古を開始。
−−−30分後−−−
親A「あんなバラバラの動きしてるのに注意しないニダ」(幼稚園〜小学生の部です)
親B「あんなへにょへにょの突き…ウリナラテコンドーのほうがやはり強いニダ」(だから幼稚(略))
子B「ムシキングのカード新しいの手に入ったぜ」
子A「マジマジー?」(交換会を始めた…もうダメポ…)
友人流石にここでキレました。てか見学場所で胡座かいてる時点で怒ってくれ。
友人「入門希望ではないんですか?やる気がないのでしたらお帰り下さい」
親A「こんな弱そうな空手を教えてもらってもしょうがないニダ。ウリがここでクムドやテコンドーを
教えてやった方が強くなるハセヨー」
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866 名前:マンセー名無しさん 投稿日:2005/05/04(水) 01:14:02 ID:OmDOFqjU
細かいことは聞けなかったのですが、ここから話がどういう風にか進んで、「クムド対空手」になったそうです。
で、結果。
親A・B「アイゴーーーーー、学校で『暴力道場』って言いふらしてやるニダーーーーー」
そのあと友人は終わりの挨拶の時に「剣道三倍段」の話をして、
「でも、0は何倍にしても0です。君たちもいまはまだ0だけど、そこに1を『足す』努力をしているし、
自分はその1を2や10や100に伸ばしたいと思う人にはいくらでも手助けを惜しまない。
ここから先、ああいう人たちと出会う機会がない、と自分には言えないのが悲しいけれど、
自分がいくら5だとか10だとか思っていても、本当の実力や人格に厚みのない人は、0です。
今日は君たちの前で人を怒鳴ったりして済まなかった。
でも、自分の教え子達をバカにした人たちはどうしても許せなかった」
と深々と生徒達に向かって礼をしたとか。
詳細なディテールをお伝えできないのが又聞きの悲しいところですが、
聞くところによれば、翌日からその子たちは同じ学校、同学年の
道場の生徒達と目を合わせなくなってしまったそうです。
友人「暴力道場?ああ、言われたみたい。でも生徒誰も辞めてないよ。
なんか親御さん達に心配してもらって逆に申し訳ない」
…いや、これもまたウリナラクオリティ…
ちなみに友人は全くの一般人(インターネットの使い方は主に「タウンページと流派内の掲示板」らしい)なので、
あえてハン板のこととかは伝えませんでした。
短くするつもりが長くなってしまって申し訳ないです。