885 名前:NAVERより転載 投稿日:2005/07/20(水) 15:08:28 ID:lNfaJO9V
ソウル支店、Chong 君(仮名) 日本奮闘記(1)
私の所属する会社は、東京に本社があり、ソウル、シンガポール、デトロイトなどに
営業支店をもつ製造会社です。
私は、シンガポールに駐在しています。
ある日、東京本社の営業課長が、シンガポールに出張で来て、ソウル支店の
Chong 君の、日本での大活躍の話をしてくれました。
この話を紹介します。
Chong 君は、ソウル大学出身の29才、英語が話せ、ソウル支店では月間売り上げ記録を
作った優秀なビジネスマンという経歴。
今回は、東京の本社に研修を兼ね、海外営業部に配属されました。
任期は1年間です。
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886 名前:NAVERより転載 投稿日:2005/07/20(水) 15:09:08 ID:lNfaJO9V
ソウル支店、Chong 君(仮名) 日本奮闘記 第2話
本社1日目
出社してきた Chong君は、連れてきてくれた日本人の同僚に、社長室を尋ねました。
Chong君は、そして真っ直ぐに社長室に向かい、止める同僚を振りきり秘書に面会を
求めました。
Chong 君曰く
「私は、最も期待されているVIPだ。社長が私を待っている。
年長の社長を待たせては、礼儀を大事にする韓国人として恥ずかしい。」
結局面会は断られました。彼の目が吊り上った最初の時です。
彼は、海外営業部の部屋で、自己紹介を始めました。海外営業部は、静寂に包まれました。
彼の英語が、誰もよく理解できなかったのです。
Chong 君が、最後に質問は無いかと聞きました。
ある課長が聞きました。
「貴方の英語の発音は聞き取りにくいので、もう一度ゆっくり話してくれないか。」
Chong 君は困ったように言いました。
「私の英語は正当な、クイーンズ English だ。。日本人は、本当に英語が下手で困ったものだ。」
デトロイト支店から来ている、米国人の マグドナルド氏(仮名)が言いました。
「俺にも分からんぞ」
Chong君の目がまた吊り上りました。
もともと細い目が、ただの直線の吊り目になっています。Chong君はこう叫びました。
「俺の英語は、米国人よりうまいんだ!」
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887 名前:NAVERより転載 投稿日:2005/07/20(水) 15:09:46 ID:lNfaJO9V
ソウル支店、Chong 君(仮名) 日本奮闘記 第3話
それからも色々な、Chong君と本社で文化の摩擦がありましたが、何とか彼は仕事を
始めるようになりました。
Chong 君は、Thailandを担当することになりました。
日本人部長「Chong君、ソウルで営業最高記録を作った君には、期待しているよ。」
Chong君 「部長、貴方の仕事のやりかたは間違いだらけですね。
すぐに改善して欲しいことがたくさんあります。」
少し気分を害した部長「何を改善するのだね。」
Chong君 「まずは、私の机と椅子です。背の低い貴方と違い、私には小さすぎます。
次に私は、Thailandのような文化的に劣った国も仕事はできません。
ヨーロッパの国に変えてください。
それと、日本にまだ慣れていないので、私の面倒を見てくれる若い女性を
雇ってください。それとーーー」
部長 「早く、仕事をやれ! 10年早い!」
その日本人部長は身長が160cmもなかった。
しかしChong君も170cmちょっとで(自称174.5cmだが、0.5cmまでこだわるのは笑う。)
決して大きくは無い。
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889 名前:NAVERより転載 投稿日:2005/07/20(水) 15:13:32 ID:lNfaJO9V
ソウル支店、Chong 君(仮名) 日本奮闘記 第4話
しぶしぶ Thailand の仕事を続けるChong君。
日本人課長「Thailandの仕事の入札の進行状況はどうかな。少しは、仕事が取れる見込みがあるのかな?」
Chong君 「だいじょうぶです。私は100%、あの入札が取れます。」
日本人課長「それはすごいね。部長にすぐに報告しよう。」
Chong君 「私のIQは150です。私に任せてくれればだいじょうぶです。」
日本人課長「よく、あの価格で取れたね。私は、B社に負けたと思ったのだが。」
Chong君 「私もそう思って、価格を下げておきましたから大丈夫です。」
日本人課長「価格を下げた?」
自慢するChong君「US$750,000 まで下げました。事前にB社の価格情報を取れましたからね。」
日本人課長「馬鹿やろう!それでは赤字だろう。誰に許可を得たのだ!」
Chong 君の目がまた吊りあがりました。
「仕事は、まず取らなくてはダメです。価格は何とかなります。
労働者の給料を下げなさい。これが韓国のスタイルです。
韓国はこうやって発展したのです。貴方も見習いなさい」
そして最後にChong君はこう言いました。
「それとこれは、私の功績ですから、貴方は私の手柄を横取りしないように。分かりましたか。」
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891 名前:NAVERより転載 投稿日:2005/07/20(水) 15:15:41 ID:lNfaJO9V
ソウル支店、Chong 君(仮名) 日本奮闘記 とりあえず第5話
数え切れないくらいの、話題を会社に提供し、今や会社の人気者になったChong 君。
では、先週の話を紹介しましょう。
日本人課長「Chong 君、がんばっているかね。おっ、君のパソコン新しいのに変わったね。」
Chong君 「はい、前のは古くて私にはふさわしくないので、世界で一番優秀なサムスンの
パソコンを買いました。
前のは下取りに出しましたが、あまり良い価格で引き取ってもらえませんでしたね。」
日本人課長「前のパソコンは会社のだろう。総務に断ったのか?」
Chong君 「いいえ。新しいパソコンは自分のお金で買ったのだから問題ないですよ。」
日本人課長「すぐに、前のパソコンを買い戻せ!
それと、お前ここにあった会社のソフト15セットを持ち帰ったろう。
早くそれももってこい!」
Chong君 「全部同じソフトなので、貰いましたよ。韓国の友人にも送ってあげました。
どうして会社は同じソフトを何枚も持っているのですか。
ちゃんと2枚は会社に残してありますよ。」
日本人課長「馬鹿やろう!それは、知的所有権の問題だ。とにかく早く返せ!」
Chong 君の目がまた吊りあがりました。
「同じソフトを持っているのは、日本人はIQが低いからだ。
ソフトのインストールも自分でできないのか!」
このChong君の大活躍を毎日聞いている、ソウル支店の日本人支店長は、涙をながして
喜んでこう言います。
「俺の苦しみを少しは分かったか。それでも、あいつが最も優秀な韓国人ビジネスマンだ」
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254 名前:マンセー名無しさん 投稿日:2005/07/21(木) 14:43:40 ID:iaPUfkhr
ソウル支店Chong君(仮名)奮闘記 第6話
(今までの説明)
ソウル大学出身で、自称IQ150で米国人よりも英語がうまいChong君。
彼と仕事で関わらない人達からは、ものすごい人気者になった。社内の女性からは、
Chong様と呼ばれ、社内に一人で韓流ブームをおこす。
彼は海外部に所属し、Thailand担当する。彼はタイ支店の要望する見積価格を即決で
出して入札を取ったので、タイ支店の人達からの人気も絶大だ。
第6話
海外部の謝罪課長(仮名)「Chong 君、タイ支店から大きな注文が入っているね。支払いと納期はだいじょうぶなのかね?」
Chong君 「だいじょうぶです。L/Cも受け取りましたし、納期は3週間後ですが何とかなるでしょう。」
謝罪課長 (仮名)「3週間後? どう見ても無理だろう。L/Cを伸ばしてもらいなさい。」
Chong君 「だめです。3週間以内に納入しないと、この納入先は確か一日毎に罰金がでますよ。
そんなことも知らないのですか?」
謝罪課長「どうみてもこれは2ヶ月はかかるぞ。どうしてタイ支店はこんな注文を受けたんだ。」
Chong君 「受けたのは私です。これは私の手柄ですから、また横取りしないでくださいよ。
それにこんな時には良い手がありますから、私にまかせておいて下さい。」
謝罪課長「俺はお前の手柄など一度も横取りしたことが無いし、だいたい、お前は手柄など立てたことがあるのか!
とにかくその良い手を説明してみろ。」
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256 名前:マンセー名無しさん 投稿日:2005/07/21(木) 14:45:40 ID:iaPUfkhr
Chong君「品物が無いけど、空箱ならあるでしょう。
それを送って受領してもらって、後で間違えました、といって時間をかせぐんです。
ソウルでは良くやりましたよ。」
謝罪課長「馬鹿やろう!それは、商法違反だ。詐欺だぞ!犯罪じゃないか。絶対ダメだ。」
Chong 君の目がまた吊りあがりました。
「日本人は何て、頭が固いんだ。ばれなきゃいいんだろう。そんな臆病なことで売り上げが伸ばせますか。
この納期じゃないと、注文がとれないからしょうがないだろう。反対するなら、貴方が何とかしなさい。
これは貴方の責任ですからね。」
それから、謝罪課長は社内の国内営業部に頭を下げて、日本国内仕様品を回してもらいました。
そして工場に頭を下げて、残業の連続でそれを海外仕様に改良し、何とか納期に間に合わせることができました。
Chong君「ほらね、謝罪課長、何とかなったでしょう。でもこれは私の功績ですから手柄を横取りしないでくださいね。」
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259 名前:マンセー名無しさん 投稿日:2005/07/21(木) 14:51:02 ID:iaPUfkhr
ソウル支店Chong君(仮名)奮闘記 第6話 工場研修編 その1
話は前後しますが、彼は日本には研修できていますので、最初はXX県の工場に研修のため
送られました。一週間の予定です。
謝罪課長(仮名)「賠償工場長(仮名)、紹介します。ソウル支店で営業販売記録を持つ、Chong君です。
よろしく面倒見てやってください。」
賠償工場長(仮名)「Chong君、では早速だがこの作業服と安全靴に着替えてくれ。」
Chong君 「ソウル大学出身で英語も堪能な私が、どうしてこんな汚い服に着替えるのですか?」
賠償工場長「君には、実際にラインにはいってもらって一週間で、全ての工程を実際に体験してもらうよ。」
Chong君 「私は、労働者になるために日本にきたのではありません。
工場での作業など、私のようなIQ150のエリートがやることではありません。それにーー」
謝罪課長 「いいから、早く着替えろ!この馬鹿やろう。」
何とか作業服と安全靴に着替えたChong君。
意外なことに、Chong君は、安全靴(つま先部分などに鉄板がはいった工場作業用の靴)が気にいったようだ。
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260 名前:マンセー名無しさん 投稿日:2005/07/21(木) 14:51:45 ID:iaPUfkhr
事務所から外の並木道を歩き、工場の建物に移動する3人。
外は大雨がやっとやんだばかり。この雨上がりが、大きな不幸を招くことになる。
賠償工場長「君は良い体格をしているね。(どちらかというとデブともいう。)
確か、韓国空手(Korean Karate)をやっているんだったね。どおりでね。」
Chong君の目が吊りあがりました。
「私がやっているのは、テコンドーです。空手よりテコンドーの方が先にできたんです。
だからオリンピックでも、空手ではなくてテコンドーですよ。テコンドーは最強の格闘技です。」
賠償工場長「それは失礼。そうそう、足で蹴るのがテコンドーだったかな。」
Chong君 「じゃ見せてあげます。」
Chong君は、脇にあった、枝ぶりの良い葉が茂った大きな木に安全靴で気合と共に横蹴りをくらわした。
素晴らしい蹴りだった。木はたわみ、その後に雨を大量に含んだ枝から3人にシャワーのように雨粒が襲った。
ずぶ濡れののまま。呆然とする謝罪課長と賠償工場長。
Chong 君「ほら、テコンドーは最強でしょう。」